おはようございます。
今日のテーマは『脂質』です。
それについても、
「脂質ってやっぱり太りそうじゃん?」
といったことが聞かれました。
個人的にもその方を納得させられる説明ができなかったので、
今日は脂質について深めていきたいと思います。
それではいきましょう
let’s おにぎり!
脂質は本当に太るのか?
結論から言うと、、、
『はっきりいえません。』
という結論に至りました…。
情けない…。
いろいろ読んでみて思うことは
脂質が多いもの=ラーメン、スイーツ
などで議論されているものが多く、結果個人的には
「糖質で増えてるんじゃないかなぁ〜」
と思っています。
なので脂質に関して書いていきますが、
✅痛みと脂質の関係
✅脂質の必要性
について書いていきます。
何度か書いていますが、
このように、脂質(脂肪酸)が分類されています。
必須脂肪酸は、
・α-リノレン酸
・リノール酸
が該当します。
※書籍によっては+α
・アラキドン酸
・EPA
・DHA
を含みます。
世の中オメガ6対オメガ3が16対1、8対1と言われており、
これを2対1、1対1を目標とのことが言われています。
より深めていくと、
多くの人が
『オメガ6でもアラキドン酸が多い』
と言うことです。
油と炎症は関係しているので、このように
オメガ6でも
γ-リノレン酸は炎症を抑制
アラキドン酸は炎症を促進
という作用の違いがあります。
もちろん、炎症を促進することは受傷直後は必要になってきます。
しかし、そこから回復していく上で、炎症を抑えるためにはアラキドン酸だけでは不足していると言うことですね。
上記の図のように
リノール酸を心がけることで、
アラキドン酸にも
γ-リノレン酸にも
代謝されるのではないか?
と疑問を投げかけられそうですが、
γ-リノレン酸は下記の要素によって酵素を活性させる因子が阻害されてしまいます。
✅飽和脂肪酸の多い食事
✅トランス脂肪酸の多い食事
✅アルコールの常飲
✅糖尿病
✅補因子であるMg、Zn、ビタミンB6、ビオチンの不足
✅ビタミンC、ナイアシン不足
これらの要素が原因になり、
アラキドン酸過多になりやすいのが現代人の特徴です。
おそらく皆さんも
当てはまる項目が1つはあったと思います。
これに加えて、食品
・肉類
・卵
などの脂質は主にアラキドン酸になるため、
食の欧米化によるアラキドン酸過多の人は多くいることが考えられます。
ちなみに食用油に含まれる脂肪酸は以下の通り
https://www.nisshin-oillio.com/
リノール酸をとれば、バランスよく
γ-リノレン酸やアラキドン酸に代謝されればいいのですが…。
そういうわけでもないということですね。
さらに、脂質で気をつけなければいけないのは
『細胞の強度と柔軟性に関与する』
といった点です
これは1度書きましたが、
上図は
『リン脂質』
といいます。
これらが細胞膜を構成する要素になっていますが、
足が2本あるのがわかると思います。
1本(真っ直ぐ)
→飽和脂肪酸
1本(曲がっている)
→不飽和脂肪酸
と言うわけです。
この不飽和脂肪酸に
上図におけるどの脂肪酸が付くかで色々変化が出てきます。
不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸の違いは
『二重結合の有無』
で判断します。
オメガ3,6,9の違いは
『二重結合の場所と数』
で判断します。
リン脂質の構造が、オメガ3優位になるほど
細胞膜の柔軟性が向上するため、
「血液がサラサラ」になったりするわけです。
オメガ6が優位になってしまうと、
「血液がドロドロ」になります。
表現を大袈裟にしましたが、
極端な話をすると
オメガ6が過剰
→脳梗塞のリスクUP
オメガ3が過剰
→脳出血のリスクUP
僕も一時期オメガ3のサプリを取っていましたが、
鼻血がよく出たので、やめました。(笑)
最後に
今日は話題が脱線しましたが、
✅脂質と痛みの関係
✅オメガ3の利点
などについて書いていきました。
一度触れた内容ですが、改めて書くと、
理解が違った点
より深く学ぶきっかけになった点
などが見えてきていいものですね。
今後も似たような内容の記事をあげるかもしれませんが、暖かく復習程度に見ていただけると幸いです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました
Good Rice!
他にも脂質に関する記事を書いていますのでよかったら見てください