糖尿病について⑦〜運動でインスリンを復活〜

おはようございます。

今まで糖尿病についての概要や金銭面について触れてきました。本日は運動について触れていきたいと思います。僕の考えでは人生には運動と栄養と睡眠が大前提ベースとして必要だと思っています。

それではいきましょう。
let’s おにぎり!

運動の急性効果

血糖の利用組織は主に脳、筋、肝臓があげられ、中でも骨格筋は最大の血糖取り込み器官となっています。(約70%

血糖を血液から筋細胞内へ運ぶ役割をGLUT4(Glucose Transporrter:GLUT)という分子が担います。

前に糖尿病の記事で書きましたが、このGLUT4は筋細胞内に存在し、インスリンの作用によって細胞膜表面に移動し血糖を骨格筋に取り込むことができます。

そして運動に関してはインスリンの作用に頼ることなくGLUT4を細胞膜表面に移動させ骨格筋に血糖を取り込むことが可能になるということです。

この即時的な血糖降下作用のことを運動の急性効果と呼びます。

実際、食後血糖値の変化は十人十色なので理想を言えば血糖をモニタリングしてその人にあった運動指導をすることが理想的です。

一般的には食後30~60分前後に運動をすることが推奨されています。

運動の慢性効果

日本では食事が欧米化してきたことによりインスリン作用不足によって、慢性的な高血糖状態となっている糖尿病患者が多いことが知られています。

運動による慢性効果とは、身体組織の変化(脂肪の減少など)によりインスリンの作用が改善時、血糖取り込みが促進されることを指しています。(インスリンの感受性亢進andインスリン抵抗性改善)

最後に

簡単にいうと運動を行うことで

『血糖の取り込みが促進される』ということです。
※ちなみに急性効果はインスリン非依存的、慢性効果はインスリン依存的となっています。

具体的な運動については今後発信していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

今まで糖尿病について書いていますのでよかったらそちらもみてください。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました
Good Rice!

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