おはようございます。
皆さん、また、僕が気になるような表紙を見つけてしまいました。
毎度のごとく『Tarzan』です。
ターザン編集部では12人中8人が食後高血糖!?
Tarzanより
血糖値は食前が意識されていますが、個人的にも食後が大事だと思っています。
今日はこちらをまとめていきたいと思います。
- 血糖値について
- 自分で血糖値をコントロールするために
について書いていきます。
それではいきましょう
let’s おにぎり!
まずはこれから血糖値について書いていく前に、血糖値を整えるメリットについて考えていきましょう。
- 痩せられる
- メンタルが安定する
- 若々しくなる
- メタボが防げる
- ガンリスクが下がる
- 脳も若々しくなる
これらのメリットがあります。
そして、表紙にもある、
『食後高血糖の基準』
というのが、
糖質を多く含む食事をし、食後1時間前後に140mg/dlを超えるのが食後高血糖
Tarzanより
ということです。
何度か書いていますが、
血糖値が140mm/dlを超えることで糖を脂肪細胞へ取り込む働きが起こるので、個人的にも140mg/dlを超えないことが大切だと思っています。
さて、
空腹に関してですが、空腹は胃から分泌される
『グレリン』が分泌されることで促され、
『インクレチン、ペプチドYY』が分泌され満腹中枢に作用し食欲が抑制されます。
以前は
『血糖値が下がると空腹が促される』
といった考えがあったようですが、この考えは個人的には納得がいきません…。
健常人であれば、70〜110mg/dlの血糖値を維持できるだけの機能が備わっているからです。
なので、個人的には
血糖値と空腹❌
ホルモンと空腹⭕️
が書籍同様にしっくりきています。
実際に、タンパク質や脂質を食べるだけでも満腹感は得られているはずです。
そして、1度患者さんに言われたのですが、
ご飯を抜いたら低血糖になっちゃうよ…。
と言われました。
24時間以上絶食している人ならまだしも、3〜5時間程度の糖質制限で低血糖になっていたら、朝起きたら毎日低血糖ですよね?
以前
『反応性低血糖』という言葉について触れましたが、
低血糖は寧ろ
『糖質の摂りすぎ!』
だと思っています。
こちらで反応性低血糖について触れていますので、よかったらみてください。
血糖値に関連するホルモンは他の役割として精神的な役割があるホルモンが存在します。
血糖値の安定=精神的な安定
と言ってもよいくらい大事ですので、血糖値を意識してみてはいかがでしょうか?
血糖値を測定しようと思うと、どうしても金銭面での負担が大きいのが現実です。
体調に変化が現れる前に予防に力を入れていきましょう。
血糖値をコントロールする為の工夫は
- 1回の食事の糖質量は20〜40gに抑える
- カロリー制限しない
- タンパク質と脂質、食物繊維をしっかり摂る
- ゆっくり食べて、カーボラスト
- 朝食は糖質20g以内に
- 隠れた糖質を見逃さない
- がまん無用、間食OK
- 食後に軽く身体を動かす
- 外食でもルールを守る
これらが自身で管理するためのポイントになっています。
全部まとめていては膨大な量なので、その時は雑誌を読んでください(笑
ではいきましょう。
現在の日本人の1食あたりの糖質摂取量は
平均90〜100gです。
これは脳や赤血球が1日に消費する糖質量の130gをオーバーしている為、
1食の糖質量を意識しましょう。
上記の図を参考にしてください。
そして、よく言う
『ゆっくり食べる』
ですが、食事により小腸に栄養素が流れてくることで、インスリンの分泌を促す、インクレチン(GLP-1、GIP)の分泌が促されるのに約20分必要と言われている為、食事は20分以上かけて食べるようにしましょう。
そしてカーボラスト(炭水化物ラスト)にするだけでも空腹感を促すホルモンの分泌が抑えられることがわかってきていますので、参考にしてください。
今日は糖質OFFについて書いてきました。
定期的に
『糖質は控えるべき』
といった記事を書いていきますが、個人的にこの考えが変わることは今のところはなさそうです。
もし興味がありましたら他の記事も覗いてみてください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました
Good Rice!
他の栄養記事もよかったらみてください。
糖質について基礎から深めていきましょう