脳に騙されるな!〜腸は頑固で正直者〜

おはようございます。
今日の話題も『腸』になってきます。
最近よく見る内容は

セロトニンやドーパミンが腸で合成され、その前駆体が腸内細菌によって脳内に運ばれている。幸せな気分を作っているのは腸だった。

藤田紘一郎:脳はバカ、腸はかしこいより

というものをよく見ますね。
この本にも
✅脳と腸の関係
✅食べ物と腸の関係
✅子育てと腸の関係
など僕が知らなかった腸に関する内容が載っていたので、書いていきたいと思います。

少し脳をバカにするような書き方もしてしまいますが、先に謝っときます。
ごめんなさい…。

それではいきましょう
let’s おにぎり!

脳に騙されないで!

僕たちの体内には
『脳』、『心臓』、『腎臓』、『腸』などの内臓系があるわけですが、生物に最初に備わった臓器はなんだか分かりますか?
それは…。
『腸』です。
イソギンチャクや、クラゲなんかは『脳』がなく
『腸』が『脳』の役割までしてしまいます。
脳といえば『ニューロン』かもしれませんが、
ニューロンと呼ばれる神経細胞が最初に出現したのは『腸』だったというのです!
さらに、人間の脳は大脳皮質が発達しています。

脳は新たな機能を加えながら進化してきた

人間の脳が大きいのがわかると思いますが、他の脊椎動物と違い、
『大脳皮質』という部位が発達しているのが人間の特徴です。
感情が豊かになりすぎたのか、綺麗好きだったり、消極的だったり、挑戦することに後ろ向きな人が増えたのはこの脳の発達だと言われています。

さて質問です。
「あなたにとってキレイとはなんですか?」
✅アルコール消毒すること?
✅手でご飯を食べること?
✅砂場で遊ぶこと?
✅そこらの池でザリガニを取ること?
世の中『菌』が溢れているのにもかかわらず、最近の世の中は常在菌を滅却しようとしている勢いですよね。

僕もザリガニをとって育ちましたが、今まで健康で、病気にならず働いています。

↑は脳が勝手に「汚い」と思い距離を置いているにすぎません。
食品でも次のようなことが言えます。
牛乳→農家の牛乳
いちご→栄養満点のいちご
豆腐→ふるさとの豆腐
こんな商品があったら皆さん右側の商品を買うのではないでしょうか?
名前を変えるだけで価値が上がるってどうなんでしょうか?
※実際には上がっていない…。

どれだけ脳が主観的で物事を把握しているかがわかると思います。

書籍でもありましたが、

人間は脳が複雑に発達してきたため、神経系だけでは制御が行えず、内分泌系の制御も必要になっています。

藤田紘一郎:脳はバカ、腸はかしこいより

さて、『腸』はどうでしょうか?
食中毒になる事件が時々ありますね。
これは
脳→気づかず食べろ食べろと指令
腸→危険だ!吐き出せ!下痢や嘔吐
というように『腸』が判断している場面もあると思います。

そういう意味では、『腸』はとても頑固に自身の健康状態を把握していると言えるのではないでしょうか?

食べ物で脳は騙される。腸は騙されない。

さてさて、脳と栄養です。
最初に書いた通り、脳内伝達物質である、セロトニンやドーパミンの前駆体は『腸』で作られています。
以前このような図を提示しました。


ドーパミンを作るためには必須アミノ酸である「フェニルアラニン」が必要であり、セロトニンを作るためには同じく必須アミノ酸の「トリプトファン」が必要と言われています。

しかし、材料があったところで、これらの前駆体(L-フェニルアラニン、L-トリプトファン)を脳まで運んでいるのは『腸』だと著者は伝えています。
セロトニンの量は全体で約10mgくらいと言われていますが、その90%が腸に存在し、各臓器に運ばれています。

そして、これらを妨げ、腸を攻撃してしまうのは以下のもの。
もうすでに何度か書いたものですが…。
✅食品添加物
✅残留農薬がある食品
✅濃度の高い塩素の水道水
✅排気ガスやタバコ
✅強いストレス
✅電化製品からの電磁波
✅外界からの放射線や紫外線
これらがセロトニンを作る腸を攻撃してしまいます。

そのために僕たちが必要とする栄養素は
『抗酸化作用』
がある栄養素。
主に
ビタミンA
ビタミンE
ビタミンC
ファイトケミカル
です。ファイトケミカルについては下記を参考にしてください。

あと皆さんが工夫できる点はやはり
『糖質制限』
でしょう。
何度も書いていますが、
『必須脂肪酸』、『必須アミノ酸』はあるのにもかかわらず『必須糖質』はありません。
運動をすることでGLUT4という装置が筋肉に糖質を取り込むよう作用したりしますので、糖質を必要としているのは
あくまでも
・成長期
・運動習慣がある人
などが該当すると思います。

「脳は糖質をエネルギーにしているだろう!」
と言われれば
「脂肪酸をケトン体に変換しエネルギーに利用できる」
と個人的には反論します。
実際に、
小腸のエネルギーは
グルタミン酸
大腸のエネルギーは
短鎖脂肪酸
です。
さらにいうと

上記のように身体ができているのにもかかわらず、
次をどーぞ。

実際に食べている栄養素の比率が
↑こんな感じって個人的にはすごく疑問でしかありません。
それを裏付けるわけではありませんが、
世界ではこのような課税があるらしいです。

糖質に関する考え方を改めるきっかけになるのではないでしょうか?

最後に

今日は腸のかしこさを書いていくつもりが、少し内容がズレた気がします。(笑)
最後に著者が実践する「腸が喜ぶ」生活習慣を引用していきたいと思います。
全部で27項目もあるとのことで、
全部は記載しませんが、
これは良さげだなと個人的に思ったものを書いていきたいと思います。

①糖質は取らない
②食品添加物や化学調味料は取らない
③ステーキを食べる(週1~2回)
④嫌いな人とは絶対に食事しない
⑤ポジティブに生きる
⑥とにかくたくさん大笑いする
⑦バカでいつづける
⑧週に1回温泉で身体を温める
⑨好奇心を持ち続ける
⑩早寝早起きをする
他にもいろいろあります。
正直ブログでは書けないような内容も書いてありますが、
脳と腸について詳しく知りたい方は書籍を読むことをお勧めします。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました
Good Rice!
他にも腸に関する記事を書いていますのでよかったら見てください

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