おはようございます。
今日のテーマは『水』です。
臨床で水の大切さは理解されにくいです。これが最近の僕の悩みになっています。
さてさて皆さんは1日どのくらいの水を飲むようにしていますか?
身体の半分以上は水分でできています。汗、ベン、尿などから排泄されるのに飲まないわけにはいきませんよね?今日は水の大切さに触れていきたいと思います。
それではいきましょう
let’s おにぎり!
水の出入りをしろう
水の出入りって皆さんどのくらいご存知ですか?
正解はこんな感じになっています。
排出
・尿など(1000~1500ml)
・皮膚(300~500ml)
・呼吸(300~500ml)
摂取
・食べ物(1000ml)
・代謝水(500ml)
・飲料水(1000ml)
こんな内訳になっています。
そうなんですよ皆さん!
呼吸をしていても水は失われるし、水1000ml(最低)でやっとちょうど良い量になるんです。
水を飲まないデメリットはたくさんあります。
糖尿病の高齢者2型糖尿病患者に多い
高血糖性高浸透圧昏睡に関しても口渇を感じにくいがために脱水症状などが原因とありましたね。
脱水は生命にかかわる問題なんです。
実際に水分の10%失われるだけで生命の危険に晒されてしまいます。
上記の数字はあくまで成人を対象としていますが、次に年齢別の水分表を確認してみましょう
世代 | 水分量 |
胎児 | 97% |
1ヶ月 | 76% |
1ヶ月〜1歳 | 65% |
1歳〜10歳 | 62% |
11〜16歳 | 57〜59% |
17〜39歳 | 50〜60% |
40〜59歳 | 47〜55% |
60歳以上 | 46〜52% |
おおよそですが、男女でも差がありますのであくまで目安程度でみてください。
水を飲む工夫
次はいよいよ水を飲んでいきます。まずは目標である、1日に必要な水分量を確認していきます。
次の表は体重1kgあたりに必要な水分量です。
すごい量ですね。
僕は患者さんに指導しているのは
「体重×30ml」から目標にしてもらっています。
例)60kg男性なら60×30=1800ml
数字をみてもらうとわかりますが、これでもなかなかレベルの高い数字ですよね。
鉄不足同様に世の中の人ほとんどは水不足なのではないかと思っています。
水をのむためには
「水を飲むことを習慣化させる必要があります。」
僕の場合
・朝起きたら1杯
・患者さんが終わったら1杯
・トイレに行ったら1杯
・寝る前に1杯
これはもはや意識的にではなく無意識でやってる気がします。(笑)
1回の飲水量は150ml前後なので、
朝、晩:300ml
患者さん(1日10~11人):1500〜1650ml
トイレ(5回くらい):750ml
合計:2550ml~2700ml
これは飲み過ぎかもしれませんね(笑)
ですが僕はこれぐらい意識的に水を飲んでいると理解していただけたのではないでしょうか?
僕の水のみポイントはどんどん真似してください(笑)
この他で言えば、
・ご飯前後
・入浴前後
・出勤や帰宅時
などさまざまなポイントがあると思います。
最後に
これだけ美味しい水に囲まれた環境で育ってきたのですからその恩恵は受けるべきかと思います。
今回水について書きましたが、お茶などは利尿作用があるので、水分量には含まないようにしましょう。
※お茶もとても良い成分が含まれているので、飲み過ぎなければ日常的に取り入れるのは⭕️です。
暖かくなり汗が吹き出てくる時期になりますので、より飲水を意識して生活してみてはいかがでしょうか?
今日は最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
Good Rice!
今日の高血糖性高浸透圧昏睡については下記を参考にしてください。