おはようございます。
今日は脂溶性ビタミンのビタミンKについてです。
脂溶性ビタミンについては今までの記事で書いていますのでそちらを参考にしてください。
血液に関係しているビタミンKですので、しっかりそれについて書いていきますので、よろしくお願いします。
では早速いきましょう
let’s おにぎり!
目次
ビタミンKについて
ビタミンKのなかで天然に存在するものは、緑黄色野菜・緑茶・海藻類などに含まれるビタミンK1(フィロキノン)と、微生物やヒトの腸内細菌によって合成され、発酵食品にも含まれるビタミンK2(メナキノン)の2種類がある。
ビタミンK2の同族体の中で食品中に多いの動物性食品に含まれるメナキノンー4と納豆菌が産生するメナキノンー7があります。
これらを総称してビタミンKと呼ばれます。
ビタミンKはこれだけではありません。
天然には存在しないビタミンK3(メナジオン)というものもあります。こちらは大量摂取に伴う毒性リスクがある為、食品使用は認められていません。
吸収についてはビタミンD同様にリンパ菅をとおる流れになっていますので、確認したい人は下記の記事をみてください。
主な作用
ビタミンKは血液を凝固させたり、凝固を抑制する作用がを兼ね備えています。
上の図は血液を凝固させる流れになっていますが、ビタミンKが必要な因子が4つ(Ⅱ、Ⅸ、Ⅶ、Ⅹ)と存在しています。
ワルファリンなどを飲んでいる人は「納豆などを控えてください」と言われたことがあるかもしれません。血栓をできないようにしているのに、血栓を作る作用の栄養素をとったら効果が半減してしまうからですね。
主な食品
この図の通りやはり日本の納豆はなかなか素晴らしい数値を出しています。ビタミンKの過剰に関しては弊害はないとされていますが、最初に書きました、ビタミンK3に関しては溶血性貧血、高ビリルビン血症など人体に悪影響が懸念されているので、食品使用は認められていません。
欠乏に関しては言えば、脂溶性ビタミンということで、脂肪吸収不全の方などは欠乏が生じることがありますね。その結果鼻血が出やすかったり、骨粗鬆症や骨折の原因になったりもします。
最後に
脂溶性ビタミンについて今まで書いていきましたが、脂溶性と言うこともあり、脂質と同じように代謝されることがわかりました。
脂質をカットしてしまうと脂溶性ビタミンの吸収が低下してしまいます。
栄養素とはバランスよく向き合わなければなりませんね。
脂質=悪、糖質=悪ではなく、うまく付き合っていきましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。