おはようございます。
前回の復習をしてから今日の内容を書いていきます。
前回は
・血糖値について
・血糖値を変化させるホルモンについて
・対策について
といった流れで書いていきました。
血糖値を下げるホルモンは1つ(インスリン)しかないことや、
血糖値をあげすぎないように玄米や豚肉を食べようといった簡単なポイントまで
書いていきました。
より詳しい内容については前回の記事をご参照ください。
好きなことについて書くのはほんとに面白いですね。
もっと早く始めればよかったと思ってます。
今日は前回触れたホルモンについてより詳しく書いていきたいと思います。
それではlet’sおにぎり!
目次
ホルモンのそれぞれの役割
それぞれのホルモンの役割について触れていきましょう。
まずは血糖値をあげるホルモンからです。
カテコールアミン
→副腎髄質ホルモンと言われており、その名の通り副腎髄質から分泌されます。
カテコールアミン分泌が増加する原因として、交換神経刺激や飢餓、激しい運動、ストレスなどがあげられます。
また、カテコールアミンが過剰になった際みられる症状として、多汗、高血圧、脂肪分解促進、心拍数の増加があります。
コルチゾール
→コルチゾールは副腎皮質から分泌されるグルココルチコイドであり、生命維持に最も重要な役割をはたすステロイドホルモンです。その作用は多岐にわたり次のような作用があります。
代謝に対する作用、精神・神経系に対する作用、ストレス応答ホルモンとしての作用
水・電解質・血圧調整作用、骨代謝に対する作用、免疫機能調整作用などがあります。
成長ホルモン
→成長ホルモンはその名の通り血糖値だけではなく、成長に作用し骨端軟骨細胞の分化促進を促したりといった作用を持っています。
次にインスリンの役割についてです。
インスリン
→小腸から吸収された糖質(グルコース)は門脈を通り肝臓に到着します。
その後肝細胞内でインスリンを介してグリコーゲンが合成されます。
それでも余ってしまったグルコースは肝静脈から循環しインスリンの追加分泌により骨格筋や脂肪細胞に取り込まれます。
これをみて思ったことはありますか?
そうなんです。カテコールアミンなどの血糖値をあげるホルモンの仕事は他にもあります。
つまり、こういった人は注意が必要です。
・日々ストレスに晒されている
・緊張しやすい
・激しい運動習慣がある etc.
こういった人は慢性的に交感神経系を優位に働かせてしまい、食事摂取時にはすでにホルモンが疲弊している状態といった可能性があります。
その為、食事摂取時に大量の糖質摂取は血糖値スパイクをうみ、
低血糖症状といった
・手足のふるえ ・冷や汗 ・動機
などといった症状が出やすいということです。
なぜホルモンがこのようになったのか
血糖値をあげるホルモンが5つもあるのに対し血糖値を下げるホルモンがインスリンしかないのはなぜでしょうか?
人類は数百万年前の狩猟や採取生活などから現代の農耕や精製食品中心の生活に変わってきました。
狩猟生活が約100万年前
農耕生活が1万年前
だと言われています。
そんななか現代の精製食品中心の生活はどのくらい経過しているのでしょうか?
それは・・・。
「まだ100年も経過していない」
です。
いつ次の食事を取れるかわからない。
今年は農耕がうまくいくかわからない。
といった生活から急に食べ物が溢れる時代=『飽食』になってしまいました。
そういったことから人間が時代の進化についていけなくなったのだと思います。
現代の糖質過多と付き合っていく為に
先ほどは飽食と書きましたが、本当に飽食時代なのでしょうか?
確かに糖質の摂取量は過去(新石器時代)と比較すると、増えているのが現状です。
しかし、他の栄養素についてはどうでしょうか
栄養素 | 単位 | 新石器時代 | 現代日本 |
タンパク質 | % | 30 | 16 |
糖質 | % | 45-50 | 57 |
食物繊維 | g/dy | 86 | 10-20 |
タンパク質や食物繊維の摂取は減り、表に記載はありませんが食塩の量も昔と比較して増えています。
なので、自分たちの食事を見直し健康で暮らしたいならば、糖質を減らし、タンパク質や食物繊維をより多く摂取する必要があるとかと思います。
まとめ
最後にまとめていきましょう
・ホルモンの役割は血糖値の調節だけではない。
・人間は今の食生活に適応仕切れていない。
・食料はたくさんある為、自分の体に必要な量を摂取するように心がける。
もちろんその人の人生ですから、参考にしていただける程度で大丈夫です。
僕もカップ麺も食べますし、お菓子も食べます。
食べた後はすこし歩くようにしたりとか筋トレをするようにするなどを工夫しています。
生活は今から変われます。がんばりましょう。
今日はここまで読んでいただきありがとうございました。
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