消化と食物繊維の基礎です〜これが第6の栄養素か〜

おはようございます。

今月末に少し栄養に関する試験を受けようと思っており、どうやって勉強しようか考えていたら、
「そうだ!ブログにまとめてしまおう。」
と思い、書き連ねています。
栄養というよりは
『食文化』などについても触れていきますので、
興味のある文化などを知っていただければと思います。

しかし、今日は
✅食物繊維の特徴
✅基本的な消化の流れ
について書いています。

それではいきましょう
let’s おにぎり!

食物繊維の特徴

まずは食物繊維の定義から触れていきます。

食物繊維とは
人の消化液では消化できない難消化性成分の総称のこと

竹森美佐子:一発合格!ここが出る!食生活アドバイザー検定3級テキスト&問題集より

最近では
『第6の栄養素』として重要視されています。
1日の摂取目安はおおよそ17〜20g
であり、現代社会として不足しがちな栄養素の1つです。

デメリットも存在し、
多量に摂取しすぎると、カルシウムや鉄などの重要な栄養素の吸収が妨げられたり、下痢などを引き起こしたりする問題も起きています。

足立香代子:栄養学の基本がまるごとわかる辞典より

そして、食物繊維には水溶性食物繊維不溶性食物繊維の2種類存在し、それぞれに役割も存在します。

【水溶性食物繊維の役割】
✅糖質の吸収を遅らせて、DMの発症を抑制する
✅ナトリウムの吸収を抑制し、血圧上昇を抑制する
✅腸内細菌による発酵を促す
✅コレステロールなどの吸収を抑制し、血中コレステロール値を正常化する

リンゴ 林檎 アップル Apple|fd400977

主にリンゴキノコイチゴなどが該当します。

【不溶性食物繊維の役割】
✅大腸内で水分を保持し、排便を促進する
✅発がん性物質を吸着させ、大腸がん発生を抑制する
✅腸内細菌の増殖を助けるので、整腸作用がある
✅生体に有害な物質を、便とともに排泄する

野菜集合 カブ ニンジン トマト レタス パプリカ ブロッコリ|fd400696

主に野菜玄米カニやエビの殻などに含まれています。
食物繊維の良い点と悪い点を踏まえて摂取していきたいですね!

消化・吸収・排泄までの流れ

では次に消化についてです。
消化は主に、食道小腸大腸肛門までの約9mで構成されていて、それにプラスして、消化液を分泌する肝臓、膵臓、胆のうなどを合わせて、『消化器官』と言います。
それぞれの特徴です。

■

✅口
口では咀嚼が行われます。
耳下腺から『唾液アミラーゼ』が分泌され
舌下腺や顎下腺から『ムチン』が分泌されます。

✅食道、胃
蠕動運動により食べ物を移動させたり、混ぜ合わせたりする役割があります。

✅小腸
十二指腸に食べ物が移動すると、膵液や胆汁が加わり、多数の消化酵素(トリプシンアミラーゼリパーゼ)により、タンパク質や脂質、炭水化物が分解される。
小腸で約90%の栄養が吸収されます。

✅大腸
大腸を通る間に水分が吸収され、便が形成される。大腸では約1.3Lもの水分が吸収されます。
食べてから大腸に到達するまで
約12~24時間
直腸に達するまでの時間は
約25~30時間
と言われています。

どうでしょうか?
食べたら終わりではありません。
その後も身体では色々な臓器が働いているわけですね。

終わりに

食物繊維と消化の基礎について復習するといった内容になりました。
唾液マッサージなんて結構色々ありますが、メカニズム的には分泌部位に刺激を与えるってことなんでしょうね!

そして、食べたものは予想以上に自分の体内に存在します。
食べたら終わりではなく、自分の体内でどうなってるかまで理解していきたいですね!

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました
Good Rice!

他にも栄養に関する記事を書いていますのでよかったらみてください。

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