おはようございます。
今日は腸の話になります。
いきなりですが、以下の項目に当てはまる人は腸の機能が乱れている可能性があります。
- 映えるうんちを最近していない
- 1日歩く歩数は平均5000歩以下
- 揚げ物を週に3回以上食べる
- もち麦、全粒粉シリアルを食べない
- 大豆や海苔製品を常備していない
- 朝食を抜くことが多い
- どちらかと言えば都会育ちだ
- スマホを見ながら寝落ちしてしまう
いかがでしたか?
今日は
✅腸の最新の研究結果
✅腸と身体能力の関係
✅便知識問題
など少し汚い内容になるので、楽しみながら皆さんで学んでいきましょう。
それではいきましょう
let’s おにぎり!
目次
腸の知識を考えていくのために必要なキーワードとして
『腸内細菌』
が重要になると思います。
腸内には
1000種類の細菌が
100兆個も生息している
と言われています。
しかし、
その多様性(ダイバーシティー)も今では少なくなっているとのことです。
そしてなんと、
その多様性は、世代を超えて受け継がれていしまうことが動物実験では明らかになりました…。
その上人間でも同じような現象が起こっていると考えられており、
実際に、
65歳以上の世代と比較して
世代が進むごとに
多様性が低下していることが明らかになったというデータ出てきています。
さらにたたみかけますが、
『40歳以下の男性はビフィズス菌を持っていない…。』
正確には「ほとんど持っていない」
ですが、日本人はビフィズス菌が多いと言うことが言われていました。
今では4人に1人の男性の腸内細菌においてビフィズス菌が0〜2%しか持っていない
ことがわかっています。
さて腸内細菌ですが以下の役割があります。
そうです。
『短鎖脂肪酸』です。
短鎖脂肪酸は最近注目されており
炭素数が2〜4の脂肪酸の総称です。
代表的な上記の3種類は
酪酸
→腸の蠕動運動や水分分泌を促す
プロピオン酸
→全身をめぐってエネルギー代謝や脂肪代謝に関わる
酢酸
→炎症の抑制や腸管バリア機能を維持
といった役割があります。
そして、
ビフィズス菌は酢酸やプロピオン酸を作るために必要なのです!
腸内細菌、いやっ!
食物繊維もめっちゃ大事ですね!
腸内細菌と身体機能が関係あるわけないでしょ(笑)
って思っていましたが、
読んでいくと驚愕ですね。
結論から言うと
✅ある腸内細菌により持久力がUPする
✅腸内細菌の多様性は筋トレ効果UP
これらが期待できるとのことです。
持久力については、腸内細菌を整えることで短鎖脂肪酸をより産生することが可能になります。
その結果、
『肝臓での代謝を活性化、筋のエネルギーになるため、持久力が向上する』
と言うのが1つの考え方です。
また、
ベイロネラ属
→乳酸を短鎖脂肪酸に変える
バクテロイデス属
→この菌が増えることで、10kmの自転車走のタイムが約10%速くなった
これらの菌を増やすことも大事になってくるかと思います。
そして筋肉に関しては
◯筋肉がつきやすい人
◯筋肉がつきにくい人
がいるかと思います。
ここに関しても腸内細菌が関係していると言うわけです。
言われて納得したんですが、
動物の中には草食動物なのに
筋肉隆々の動物が多くいる
のにお気づきでしょうか?
牛なんかは草を主食しているのに筋肉がすごいですよね!
牛はアミノ酸を微生物が発酵して作ることができるらしいです。
その為、そのアミノ酸を吸収し筋肉を作ることができると言うのが草食動物と筋肉の関係。
それが人間でも言えるんじゃないか
と言うことです。
具体的なものははっきり言えませんが、腸内細菌の多様性を高めることは筋肉を高めることにつながるのではないでしょうか?
最後に雑誌に書いてある、問題で間違えた問題をいくつか紹介させていただきます。
Q1大便に含まれる成分は?
Q2以下の排便スタイルで排便しやすい姿勢は?
A:洋式トイレで背筋を伸ばす
B:洋式トイレで前屈み
C:和式トイレにしゃがむ
Q3理想の大便条件は?
皆さん答えが決まりましたか?
正解はこちら↓
Q1
Q2
C>B>Aの順番
和式のデメリットばかり目につきますが、実際に身体の構造や、機能を考えると和式も良かったのかもしれませんね。
Q3
黄土色で無臭のバナナが理想的です。
雑誌には全12問載っていたので興味のある人は見てみてはいかがでしょうか?
皆さんいかがだったでしょうか?
最近、腸に注目が集まっている気がします。
「そんなわけないだろ」
と思っていて、読んでみると納得させられるし、奥深い。
そんな腸について引き続き学んでいきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました
Good Rice!
他にも栄養について書いていますので
よかったら見てください。
小麦粉や乳製品はできる限り減らすべきです。