おはようございます。
今日紹介する本はこちらです。
最近結構キツめの題名に見事煽られ読んでいます。
ちなみにこの本は4月22日現在アマゾンプライム会員であれば無料で読めますので、気になる方はそちらで読むことをお勧めします。
この本も今までの小麦粉の話や腸の話同様に面白いことがたくさんありますのでよかったら最後までみてください。
それではいきましょう
let’s おにぎり!
目次
なぜ、パンをやめたほうがいいのか?
![](https://yusuke-nutrition-therapist.com/wp-content/uploads/2021/04/element5-digital-h5rgWo1_F_U-unsplash.jpg)
他の本では小麦をやめたほうがいいと書いてありましたが、この本では主に「パン」をあげています。
それはなぜか?
『最もパンが問題になりやすい』
からです。なので
・ロールパン
・コッペパン
・フランスパン
・全粒粉のパン
全てやめましょうとのことです。
さて次にいきましょう。
小麦といえば
『グルテン』
ですね。グルテンは下記の図の様な構造になっています。
![](https://yusuke-nutrition-therapist.com/wp-content/uploads/2021/04/Screenshot_20210418-145751-1024x623.jpg)
グルテンは人体に害を与えるだけではなく中毒症状にもグルテンが関与しています。
小麦粉には
・強力粉
・中力粉
・薄力粉
があると思いますが、パンに使われるのは最もグルテンが多い強力粉になっています。(約11~13%)
今日は詳しくは書きませんが、食パンには
・ショートニング
・マーガリン
といった人工的な油(トランス脂肪酸)も多く含んでいます。
その他にも添加物が多く使用されているのがパンなんです。
今では卵と牛乳と並び
『アレルギーになりやすい3大食品』
とも言われています。
アレルギーとは簡単にいえば
「味方を攻撃してしまう」
というイメージですね。これはなぜでしょうか?
タンパク質は20種類のアミノ酸からできており、それらの配列によって無数のタンパク質が作られます。
グルテンもアミノ酸配列があり、それらに似た臓器が身体にも存在します。
・甲状腺、卵巣、精巣、膵臓、胃、骨などの組織
・神経細胞
その結果身体がグルテンと間違って攻撃を受けてしまう場合もあります。
それだけではなく小麦粉のアレルギーは他の食品にも波及して「交差反応」を起こします。
例えば
・小麦がアレルギーになったらコーヒーや穀物でも反応が出やすくなる
といったことも起きやすくなってしまします。
そして、現代の小麦は品種改良によりより消化しにくくなっていますが、そのため体が未消化のものを受け付けないために、「内臓脂肪」として蓄えます。
なので、パン食の人は内臓脂肪が増えやすいのも特徴の1つです。
最後にパンに含まれる危険なものです。
・砂糖
・人工甘味料
・ベーキングパウダー
・着色料
・化学調味料
などなどそれだけ控えたほうがいいというのがパンの現実なんでしょうね。
なぜ、牛乳をやめたほうがいいのか?
![](https://yusuke-nutrition-therapist.com/wp-content/uploads/2021/04/glass-1587258_640.jpg)
そもそもなんで牛乳が健康的になったのでしょうか?
1946年に育児書が書かれそれにより乳製品を積極的にとるべきだとなっていたそうです。そういったこともあり「牛乳神話」が誕生したのでしょう。
そして筆者は乳製品にはその他色々あるのにもかかわらずなぜ「牛乳をやめる」に絞っているのでしょうか?
それは
『牛乳が1番メリットが少なくデメリットが多い』
からです。
その根本の原因はやはり
『カゼイン』
でしょう。
カゼインは非常に消化しにくく、腸と体に負担をかけてしまいます。
カゼインの害については次の通りです。
![](https://yusuke-nutrition-therapist.com/wp-content/uploads/2021/04/Screenshot_20210418-145119-1024x752.jpg)
小麦の歴史でも触れましたが、牛乳に関しても時間が経つにつれて変化してきています。
カゼインはもともと分解されにくいのですが、昔の牛乳は「生の牛乳」であったためカゼインを分解する酵素が含まれていたらしいです。
しかし今では牛乳は高温処理されるようになりました。
その結果、酵素は愚か、大事な善玉菌なども失われ、ビタミンやミネラルも変性してしまいます。
※衛生面を考えれば食中毒の菌を減らすことができるのですが…。
また、放牧ではなく小屋などで生活している牛は当たり前ですが、『運動不足』、『病弱』などになると思います。それを防ぐのに
・ホルモン剤
・抗生剤
などをうっているところもあると思います。
生産性は上がりますが、消費者に対しての反応はどうなんでしょうか?
残念ですが積極的にはとる気になりませんよね。
これは初耳なのですが、牛乳をとると鉄の吸収を阻害してしまいます。
カゼインは胃液と反応して乳餅というものを作ります。粘着力が強くビタミンやミネラル特に鉄の吸収を阻害してしまいます。
またカルシウムカルシウムいっているのに牛乳を飲んでいる人のカルシウムはむしろ減っているというデータもあります。
![](https://yusuke-nutrition-therapist.com/wp-content/uploads/2021/04/original_eb1ae40b-d033-4093-9171-be4f7a7ffa0a_Screenshot_20210418-153308-1024x633.jpg)
カルシウムを求めている人は是非
・小魚
・海藻類
・干しエビ
などに変更を検討してみてはいかがでしょうか?
牛乳には『乳糖』が含まれていますが、これがまたクセ者で日本人の80%もの人が乳糖不耐症とも言われています。
牛乳を飲むと
「お腹がぐるぐるする」
「胃に違和感が出る」
といった方は牛乳だけではなく乳製品も控えることをお勧めします。
何を食べればいいのか?
![](https://yusuke-nutrition-therapist.com/wp-content/uploads/2021/04/pablo-merchan-montes-Orz90t6o0e4-unsplash.jpg)
まずはパンと牛乳をやめることが大切です。
なのでこの本では
『3週間やめることを努力する』
これにフォーカスしてください。どうしても禁断症状が出た場合は「米粉パン」などで代用しましょう。
リセットするためにはやはり
・米食にする
ことをススメています。
間食に関しては
・ナッツ
・ドライフルーツ
・枝豆
などをピックアップしていましたね。
最後に
![](https://yusuke-nutrition-therapist.com/wp-content/uploads/2021/04/rachel-park-hrlvr2ZlUNk-unsplash.jpg)
パンも牛乳も中毒症状やアレルギー症状を起こしやすいのが特徴です。
僕は米派なのでそのパンなどの中毒感は感じたことないのですが、おそらく大変なんだと思います。
臨床でも
パンのデメリットを話しても
・すぐに食べれる
・美味しい
・やめられない
といった人が結構いる印象です。
毎日牛乳を飲んでいる人も当たり前ですが、大勢います。
やはり小学校は毎日飲んでいましたもんね。
牛乳が健康に悪いと思う人は本当に少数派なんだと思います。
この食生活は実践してみる価値はあると思いますので、気になったら実践してみてください。
実際の症例なども書籍には書いてありましたので一度読んでみることをお勧めします。
今日は少し長くなりましたが、
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
Good Rice!
小麦粉についても書いていますのでよかったらみてください。