食欲について[前編]〜生命はタンパク質を欲していた〜

おはようございます。
今日のテーマは『食欲』です。
今までこんなダイエット方法を見てきました。
・糖質制限ダイエット
・朝バナナダイエット
・ケトジェニックダイエット etc.

個人的にはそれぞれメリット、デメリットがあります。
しかし、今回の食事の考え方は初めて出会った考え方です。
結論から言うと食欲を支配しているのは
『タンパク質欲』
ということです。
人によってタンパク質欲の比率が違い、それを満たすための食事量があります。
何で満たすかによって摂取するkcalが変化し、体重などに変化を及ぼすといった考え方になります。

この考え方をうまくまとめられるかわかりませんが頑張って書いていきますのでよかったらみてください。

それではいきましょう
let’s おにぎり!

※昆虫など苦手はワードが出てくる可能性があるので、苦手な方はご検討ください。

昆虫や動物たちのベストな食事バランス〜タンパク質ファースト〜

この参考書籍では、様々な昆虫(バッタ、コオロギ)や動物(マウス)などで食事量の実験を行いました。
・タンパク質(高)/炭水化物(低)
・タンパク質(中)/炭水化物(中)
・タンパク質(低)/炭水化物(高)

と言うように、様々な比率の食事を作成し、これらの昆虫たちがどのような食事量を取ったかのという実験です。
※簡単に書きましたが、書籍を読む限りとんでもない実験です…。
さてさて、皆さんに質問です。
結果はどうなったでしょうか?
どの生物たちも
同じ比率のタンパク質摂取量だったという結果になりました。
また、2種類のタンパク質比率や炭水化物比率が異なる食材をバッタに与えた実験も行いました。
結果はどうでしょう。
どんな組み合わせの食材与えられようとバッタは同じ比率でタンパク質と炭水化物を摂取したという結果が出たそうです。

人間でいうとどういうことでしょうか?
・肉とパスタ
・ごはんと魚
・卵とパン
こんな組み合わせの食材を提示され、同じ比率で食べるなんて人間には到底無理な芸当ですよね。

「そんな繊細なことやってるから生きていけないんだ!」
と僕は読みながら思いましたが、
僕の中で人類最強のゴ◯ブリ(以下G)に関しても同じ実験をしたそうです。
結果は皆さんも予想がつくと思います。
Gはただ栄養摂取のバランスをとっていただけではなく、より正確に栄養をバランシングしていた
という結果に至りました。
そうです。
Gは
『栄養の天才』だったんです。
もう尊敬の眼差しを向けましょう。(笑)

食欲は「底なし」の欲望なのか?

さてさて、人間の話題にうつっていきましょう。
人間の食欲は5つあると言われており、
それは
・炭水化物
・タンパク質
・脂質
・ナトリウム
・カルシウム

の5つを言われています。
この書籍ではビッグ5と言われていましたね(笑)
理由は3つ
①これらの栄養素は非常に正確な多すぎず、少なすぎない水準で食事に含まれている必要があるため。
②これらの栄養素が食品によって大きく違うため。

ex)お肉でタンパク質を補うのと、米でタンパク質を補おうとするのでは量が全然違う
③これらの栄養素の一部は祖先の時代では希少であったため
→ナトリウムとカルシウムは非常に希少価値が高かった。

他の栄養素に関しては、上記の栄養を摂取することで補うことが可能なため、気にしていない。

そして食欲に関しては食べ始めることだけが重要ではない。
「いつ食事をやめるか」
というのも重要な食欲の役割です。
しかし、これがやっかいで、食物が消化され、脳に連絡がいくのには
「時間がかかってしまう」
ということが欠点です。
僕もありますが、
ドカ食いして、気づいたらとんでもなく満腹になっていた
ということが皆さんもあるのではないでしょうか?
しかし、自然界にもそれらをサポートするものが存在します。
皆さんもよく知っていると思います。
『食物繊維』
です。

この食物繊維が時間稼ぎをするだけではなく、腸の微生物(マイクロバイオーム)の餌などになることで腸を安定させるといった役割があります。

最後に

今日は少し難しい話題になりましたが、簡潔にいうと
・どの生物も栄養素をバランスよく食べる能力を持っている
・食欲は5つの栄養素からなっている
・食事を調節するためにやはり食物繊維は大事
ということをわかっていただければと思います。

そしては明日は、
なぜ、それほど有能な機能が備わっているのにもかかわらず、現代人の体型などに悪い影響を与えているのか
考えていきたいと思います。
明日のキーワードは
『加工食品』
です。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました
Good Rice!

栄養について日々書いていますのでよかったらそちらもみてください。

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