運動と認知機能の関係〜乳酸は疲労じゃありません〜

おはようございます。
今日はまた『Tarzan』の記事になっています。
今日のテーマは
『運動と脳』
です。運動量なんてどんどん減っている現状です。
子供でも、
・しゃがめない
・走れない
という人が最近増えているとのこと…。

運動習慣はいかに身体や脳に良いかということを今日はご紹介させていただきたいと思います。

それではいきましょう
let’s おにぎり!

運動を認知機能の関係

まずは認知機能ってなんぞやという話題からです。
主な分類はこんなイメージになっています。

Tarzanより

一概に「認知機能」といっても、外の情報を集めて処理するのも当たり前に認知機能ですが、何か目的を達成するための適切な行動をとるという「実行機能」も認知機能に含まれています。
色々な情報を利用して最適解を導き出す能力です。
スポーツを例に例えると
・シュートorパスorドリブル(判断能力)
・さっき後ろに相手がついてきていた(ワーキングメモリ)
・2人ついたので後ろに引く(抑制能力)
・ショートパスorロングパス(柔軟性)
といった形で瞬時に判断し実行していくのがスポーツです。
スポーツを行うことで、この能力の役割がある、『前頭葉』の神経活動が高まるとされているため、スポーツはよりよく生きるために大切ですね。

以前こんな記事を書きました。

基礎代謝の記事ですが、脳の基礎代謝の割合を覚えていますか?
そうです。
約20%です。
全身の筋肉(約25kgほど)の基礎代謝が、約25%程度なのはわかりますが、脳の重さなんて1kg程度です。
それなにそれだけのエネルギーを必要としているため、脳はそれだけ重要な役割を担っているということですね。
さらに運動によっては、脳の神経伝達物質(セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン)などの分泌が促され、覚醒や意欲の向上が起きたり、セロトニンによる精神が安定したりします。

Tarzanより

こんな感じで脳と運動はとても関連が深いのがわかってきており、さらにアメリカではアルツハイマー病の危険因子として最も高いのが『運動不足』といわれているぐらいです。

Tarzanより

乳酸は脳に大事!?

乳酸と聞いたら皆さん何をイメージしますか?
「筋トレ後の疲労感!」
「疲れの原因!」
と思うのも無理はありません。
今まで当たり前のようにそう思われていましたもんね。

ですが最近になり、『乳酸』が脳のエネルギー源になることがわかってきました。
乳酸はもちろん、糖質を分解していく過程で発生する物質ですね。
グルコースが、解糖系によってピルビン酸となりますが、その際に乳酸も作られます。
今までは乳酸は蓄積することによって脳機能が低下すると言われてきましたが、実際にマラソン選手やサッカー選手のゲーム後半における乳酸濃度は低下してきています。

Tarzanより

また乳酸濃度が高い人ほど、運動後の脳機能がアップするという実験結果もあるくらいです。
乳酸については可能性を探るために今後も勉強していく必要性がありますが、筋トレ後に
「ひぃ〜乳酸たまってるわぁ〜」
と嘆くのを控えたいと思います(笑)

最後に

今までの知識がいつまでも当たり前というわけではないのがこの世界の面白いところですね。

そのために日々知識をアップデートしていく必要性がありそうです。
Tarzanは安価で色々な情報が手に入るのでおすすめです。
他にも
・運動とメンタル
・運動と体脂肪
といった話題が今回のは書いてありましたので、よかったらみてみてください。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました
Good Rice!

他にもTarzanの記事を書いていますのでよかったらみてください。

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