おはようございます。
突然ですが、皆さん
魅力的なTarzanの表紙を見つけました。
『Tarzan 肝臓と腎臓』
どうですか?
今日はこれについて深掘りしていきたいと思います。
本日取り上げる内容として
- 脂肪肝について
- 人工透析について
- 自分で健康を管理するために
などについて取り上げようと思います。
いつも通り、目次から気になる内容だけでもみていってください。
それではいきましょう。
let’s おにぎり!
目次
脂肪肝は皆さんも聞いたことあるかと思います。
日本人の場合
体重は標準体重なのに!
『脂肪肝』って言われたぞおい。
油は控えているのに
『脂肪肝』ってなによ。
それが、脂肪肝というやつです。
気をつけても遺伝的な要素から脂肪肝になりやすい人もいます。
しっかりとした対応をとっていきましょう。
↑は8000人規模のデータからわかった内容です。
僕は関係ない
私は痩せているから大丈夫
と思うかもしれませんが、僕の周りにも
🌀標準体型29歳男性Hさん
🌀細身高身長26歳女性Oさん
は脂肪肝と言われてしまったそうです…。
先ほども少し書きましたが、日本人において脂肪肝は、遺伝的要因が1つあると考えられています。
日本人は肝臓に脂肪を蓄えやすい遺伝子(PNPLA3遺伝子GG型)を持つ人が5人に1 人いる
書籍より
ということがわかっています。
こればかりは自覚するしかありませんので、一緒に対策を考えていきましょう。
どうしても、油が原因と考えてしまうかと思いますが、結論から書いていくと、
脂肪肝の原因は“糖質”です。
まずイメージしていただきたいのは
高級食材である『フォアグラ』です。
フォアグラとは
Wikipediaより
世界三大珍味として有名な食材。ガチョウやアヒルに沢山の餌を与えることにより、肝臓を肥大させて作る。
↑こんな感じでようは
ガチョウ版の脂肪肝が
“フォアグラ”になるわけです
そして、そのガチョウの餌になっているのが、
皆さんも大好きな
“とうもろこし”になるわけです。
大体80~90%くらい“糖質”ですからね。
糖質過多なのがわかると思います。
このように糖質中心の餌がフォアグラを作るために必要になっているわけですね。
メカニズム的にはこんな感じになっています。↓
- 糖質を摂取
- インスリンが分泌され、筋肉や肝臓にグリコーゲンとして蓄える
- 体内には500g程度グリコーゲンが貯蔵できる
- 余った場合、脂肪として蓄えられる
脂肪として蓄えられる順序として
①皮下脂肪
②内臓脂肪
③異所性脂肪
として考えられていましたが、
最近では②と③は同時に蓄積すると言われています。
ちなみにフォアグラは“内臓脂肪”になります。
内臓脂肪といえば、腹囲が
男性:90cm
女性:85cm
を超えると『内臓脂肪型肥満』の恐れがあり、さらに
🌀高血圧
🌀脂質異常症
🌀高血糖
など上記の2つ以上当てはまると
“メタボリックシンドローム”
として診断されます。
ここまでで
🌀日本人が脂肪肝になりやすいこと
🌀脂肪肝の原因が“糖質”ということ
を理解していただいたと思いますが、もう少し詳しくいきましょう。
健康診断でよく見る血液検査ですが、その中でも肝臓と言えば
✅AST
✅ALT
✅γ–GTP
✅コレステロール
これらになると思います。
書籍を参考に基準値を引用します。
基準値内だから大丈夫というわけではないそうで、
書籍的には“理想値”が設定されていましたね。
健康診断であればこれらの項目が含まれていると思います。
お医者さんに脂肪肝の確認をするのも良いかもしれませんね
さてさて、
コレステロールに関してはこのHP内でも取り上げています。
コレステロールといえば
⭐️HDLコレステロール
🌀LDLコレステロール
ですね。LDLが悪いとされていますが、本当に悪さするLDLとして、
小粒子LDLコレステロール
最近よく聞くようになりましたね
まずはここだけでも知っておいて欲しいのですが、
LDLはベースとして『コレステロールを運搬する』役割があるわけです。
があるわけで、LDLが“絶対的に悪”というわけではありません。
しかし、
小粒子LDLコレステロールに関しては、
🌀動脈壁に潜り混みやすく溜まりやすい
と言ったデメリットが存在します。
そして、あくまで傾向としてですが、
中性脂肪が多いことで
小粒子LDLコレステロールが
増えやすい傾向があります。
また、その他小粒子コレステロールの増える要因として
- 中性脂肪が300mg/dl以上
- HDLコレステロール値が40mg/dl未満
- ヘモグロビンA1cが7.0%以上
がありますので、
当てはまる人は生活習慣を見直すきっかけにして良いかと思います。
では次は腎臓について触れていきましょう。
脂肪肝に続いて聞いたことある話題といえば、
“人工透析”でしょうか。
透析といえば、
糖尿病じゃないから関係ない
お酒飲まないから関係ない
と思われる方が多い気がしますが、本当にそうなのか、一緒に考えていきましょう。
まずは書籍を引用します。
45歳以上の健康な男女約300人に血液検査を行い、腎機能の低下に関わるFGF23というホルモンの値を測ったところ、約25%は腎臓がすでにあぶない状態。5年後にCKD(慢性腎臓病)になったり、人工透析が必要になったりするレベルでした。
書籍引用
これだけ若い世代においても
腎機能が低下していることがわかったみたいです。
肝臓だけではなく、腎臓におけるケアが必要なんですね。
実際に高齢者の増加も人工透析に関連していると思いますが、
下図のように慢性透析患者数も年々増加していることがわかります。
さて、腎臓の機能に影響しているものは何なのでしょうか?
今回取り上げるキーワードは“リン”です。
こちらに関しても、結論から書いていきますと
リンが増えると腎機能が急速に悪化する。
書籍より
ちなみに
先ほどのFGF23に関しても、血中リン濃度を評価する項目になっています。
FGF23(Fibroblast growth factor 23:線維芽細胞増殖因子23)は、アミノ酸からなる蛋白質で血中リン濃度の調節を行うホルモンです。
https://www.falco.co.jp/rinsyo/detail/067433.html:より引用
さらに、難しくなりますが、他にも腎機能に関連する『CPP』というものもあります。
そして、このCPPもリンと関係があり、
リンの分泌が増えることで
CPPの分泌も増加する。
と言われており、
そして、CPPのデメリットとしては
🌀ネフロンの減少
🌀血管の「石灰化」に関係
🌀CKDのリスクが高くなる
そのために、僕たちは少しでも“リン”の摂取量を減らさなければなりません。
さてさて、20-29歳のリンの平均摂取量の推移を見てみましょうか。
リンの摂取量自体は増えていませんね。
ここで注目したいのリンの内訳になります。
納豆などにもリンが含まれておりますが、納豆におけるリンは“吸収されにくいリン”です。
逆に、食品添加物などは無機リンとして“吸収されやすいリン”です。
他の食品関しても下記に提示しますので、ご参考ください。
リンを制限するのではなく
加工食品に含まれるリンを控える意識が必要ですね。
ちなみに、上記の年代における目安量も1000mgと設定されていますので、引き続き“無機リン”には注意したいですね。
リンの取りすぎが危ないこともわかってきたと思いますので、
最後に、腎臓の知られざる能力について触れていきましょう。
では、最後に考えていきますが、皆さん下記のことは知っていますか?
- 腎臓は糖質を作っている
- 腎臓は骨を強くしてくれる
これらの身体的に重要な役割があります。
まずは、糖質に関してですが、
内臓系における糖を作る作用(糖新生)があるのは、
“肝臓”と“腎臓”だけです。
個人的には、糖質はこの自身で作っている分で十分なんじゃないかと思っています。
それはさておき、
肝臓と腎臓における
糖質を作るために必要な栄養素として、
⭐️肝臓:乳酸とアラニン(アミノ酸)
⭐️腎臓:乳酸とグルタミン(アミノ酸)
が必要と言われています。
臓器の役割を最大限活かすためにもタンパク質摂取は必要ですね。
そして、骨とも関係があるのが“腎臓”です。
骨に関しては、皆さんも知っている大事なビタミンがありましたね。
“ビタミンD”ですね。
ビタミンDにおいては、
⭐️鮭
⭐️しらす干し
⭐️日光
が重要になってきます。
そして、これらを身体で使えるように活性型に
するのが、
今日の話題である“腎臓”なわけです。
骨粗鬆症に関して以下の通りに推移しているため、腎臓の機能を維持することは大切になるわけです。
次が最後になるわけですが、最後は自分の健康を考える時間を確保するための工夫として、アプリの紹介を行なっていきます。
気になる人だけ見ていってください。
これだけ情報が溢れている時代。
自分で考えて、調べるだけで正しいか間違いかはさておき悩みを解決する手段がわかる時代になりました。
そういった意味では“健康”といったジャンルでも同じことが言えると思います。
ちなみに、
今までの健康診断の結果
皆さん残してますか?
僕は3年分しか蓄積していませんが、血液検査結果は残してありますし、献血での血液検査結果はアプリで把握できるようにしています。
逆にこういったデータを病院に持っていき、その日の検査結果と過去の結果を総合的に診療していただくと言った手段も取れてもいいんじゃないかと思っています。
そんな中こんなアプリが書籍で紹介されていました。
アプリに関してはHPを見てもらうとわかりますが、色々管理できます。
⭐️血圧
⭐️体温
⭐️血糖値
⭐️歩数
⭐️摂取カロリー
⭐️問診
など色々な情報を管理することが可能になっています。
手動入力も行えますが、対象の接続機器を設定すれば、
勝手に入力されますので特に負担が増えるわけでもありません。
少しこういったものを検討するのも良いかと思います。
ちなみに僕が利用している健康管理アプリは、
を利用しています。
これはどちらかというと“食事管理”をベースにしたアプリになっていて、
⭐️摂取カロリー
⭐️三大栄養素
⭐️体重
⭐️歩数
などが管理できるアプリになっています。
個人的にはこれだけの項目を管理するなら、
iPhoneの標準アプリでいいと
思いますよね?
僕がこのアプリに魅力を感じたのは
『バーコード読み取り』です。
一人暮らし僕からしたら、
✅お惣菜
✅簡単調味料
✅レンチンごはん
などはバーコードで栄養素を読み取ってくれるのでとても助かっています。
デメリットとしては
🌀割引お惣菜は困難
🌀手作り系は難しい
🌀年会費がかかる
あたりがデメリットに感じる点でしょうか?
他にも健康管理のアプリは多く存在しており、メリットとデメリットを比較して自分にあったアプリを見つけて健康に対する意識を高めても良いかもしれませんね。
今日は内臓系を中心に考えていきましたが、面白いことがわかってきましたね。Tarzanを読んで1つでも知らない知識があれば、その日のTarzanはOKかなと個人的には思っています。
今回のTarzanでの知らなかった知識は
腎臓が糖質を作っている
ですかね。
ではでは、そんな中おにぎりの評価はこちらです。↓
何度も言いますが、とても読みにくいことに変わりはありません。
おすすめは写真やデータを見て、気になるものがあればその周辺を読む。
Kindle Unlimitedに登録している人は無料で読めますので、お勧めします。
内臓系に関しては、運動や生活の工夫を伝える身としては知っておくべき知識かなと思います。
今日知っておいて欲しいことは
⭐️脂肪肝の原因は“糖質”の摂りすぎ
⭐️加工食品の“リン”には気をつける
⭐️自身の健康管理アプリがたくさんある
これを知って帰ってもらえればいいかなと考えています。
肝臓も腎臓も普段生活していて、異変に気付きにくい部位にはなっていますので、定期検診レベルでお医者さんに相談する機会を検討してもよいかなと思います。
まずは自分できることを今この記事を読んだ時にはじめて見てはいかがでしょうか?
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
内臓に気をつかって良き健康ライフを
それではみなさま
Good Rice!
臓器だけではなく
“目”と“歯”のケアにも目を向けませんか?