今日は少し昔の書籍になるのですが、こちらの紹介になります。
皆さんは以下のような食生活をしていませんか?
「朝は忙しいからパン」
「何もないから冷凍パスタでいいか」
「お腹すいたからスナック菓子をいただこう」
というような生活をしていませんか?
もくしは
「食物繊維を取れる全粒粉のパンだから毎日OK!」
というひともこの本を読んでみても良いかもしれません。
今日は小麦は怖いんだぞっ!という内容になっています。
それではいきましょう
let’s おにぎり!
目次
恐怖の遺伝子操作
さてさて皆さん、小麦についてどのくらいご存知でしょうか?
題名通り、小麦は遺伝子組み替えにより様々な変化をしてきました。
・大量生産
・病気に強い
・高温に耐えられるようになった
などなど様々な改良が加えられています。
「すごい!現代の科学はすごい」
とまぁ〜僕も思ったわけですが、これはつまり
『人間が独自に作った人工的な品種改良によるもの』
と言うことです。
ちなみに1世紀前と比較して現代の小麦の生産量はどのくらい増えたのでしょうか?
およそ10倍にまで増えたそうです。
これだけの変化が起きているにもかかわらず、タンパク質の変化や人体における抵抗性の確認などは行われずに世の中に出回ってしまったそうです。
現代の小麦は人が日常的に世話(薬品投与)などをしなければ育たない仕組みにもなっているのです。
しかし、そういったことに対する情報が出ることなく普段の身近な食品に並べられていることを考えると少し恐ろしくはありませんか?
小麦は「スーパー糖質」
次は現代の小麦について考えていきます。
現代のパンコムギという品種の小麦粉は、
70%:炭水化物
10%:タンパク質
15%:消化しにくい食物繊維
その他:脂質
という割合になっているそうです。
そして古代の小麦についてはタンパク質の割合が高く、品種によっては約30%がタンパク質という品種も存在したそうです。
次に「小麦の中の炭水化物(糖質)」についてです。
小麦粉の糖質は複合糖質と言われ
75%がブドウ糖どうしが枝割れして繋がったアミロペクチンで25%がブドウ糖が直鎖状に繋がったアミロースになっています。
アミロペクチンには種類があり
・アミロペクチンA
→小麦
・アミロペクチンB
→バナナ、じゃがいも
・アミロペクチンC
→豆類
などの種類があります。
皆さんすでにお気づきかもしれませんが、この小麦粉に含まれるアミロペクチンAが最も消化されやすく血糖値をあげやすい構造を持っています。
最初に話した、全粒粉も
『どこまでいっても全粒粉(小麦粉)』
です。
食べたらそれだけ血糖値のジェットコースターに見舞われると言うことです。
小麦をやめればニキビは改善
皆さんはニキビケアをしていますか?
僕はニキビができる方ではないので毎日の洗顔程度で済ませています。(笑)
ところで沖縄の人たちは昔ニキビとは無縁だったそうです。それがいつの日か他の県同様にニキビがひろがってしまったそうです。
それはなんだと思いますか?
そうです。
『小麦』
です。
昔の沖縄の方々は野菜、さつまいも、豆、豚、魚などが中心の食生活であり、ニキビの原因となる食物をとっていなかったために無縁だと思われていました。
小麦抜きでは何を食べれば良いのか
小麦を普段から摂取している人が小麦をやめた食事をするだけで1日あたり350~400kcal減ると言うことをまず理解しておきましょう。
普段からカロリーが足りていない人などは多くいますが、こういった点を補うために食べて欲しい食品は
・アボカド
・ナッツ
・オリーブ
・肉、魚、卵
です。
小麦の他に避けるべき強敵は
『ブドウ糖果糖液糖(コーンシロップ)』
ではないでしょうか?
これらの含まれている清涼飲料水は飲まなくても栄養不足にはなりませんのでご安心ください。
そして時には断食も大切です。
世の中は食べ物に溢れているので気づきませんが今までの狩猟時代などはいかにして食事を探すかであったはずです。断食することでインスリンが効きやすくなったり長生きに繋がったりするのでそういう実践も良いかと思います。
※不安な方は近くの医師と相談の上で実施していください。
最後に
小麦の悪口を散々書いてしまいました。
しかし、大事なことです。
日本人はあまり太らずとも糖尿病になりやすい人種なので糖質に関してはより気をつける必要があります。小麦を0にしようとは言いませんが、少しでも減らしてみて体調の変化を観察しても良いかもしれません。
僕も割り切ってピザを食べてしまうこともあります。
(案の定、その後は凶悪な睡魔に襲われましたが…。)
睡眠不足?運動不足?いえいえ食べ物が原因です。と言う様に食べ物に視点を向けれる人が少しでも増えることを願っています。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
Good Rice!
この様な良い画像を悪者にしてすみませんでした。悪意はありませんのでよろしくお願いします。
他にも栄養に関する記事を書いていますのでよかったらみてください。