おはようございます。
今日から水溶性ビタミンについて書いていきたいと思います。
まずはビタミンB群についての概要と、ビタミンB1とB2について書いていきたいとおもいます。
よろしくお願いします
それでは、
let’s おにぎり!
目次
ビタミンB群について
ビタミンB群は「代謝ビタミン」とも呼ばれ、エネルギー産生に重要な栄養素です。ビタミンBは8種類ありますが、どれかが欠けても本来の作用を発揮しにくくなってしまいます。なので、ビタミンBは複合的に摂取することが望ましいです。
例)ナイアシンやビタミンB12は葉酸の代謝に必要であり、ビタミンB2はB6の活性化に必要
しかし、現代の食生活は精製・加工が行われておりビタミンB群の欠乏リスクが高くなっています。また、日常的なアルコール摂取がビタミンB群の消費量を増やすなど様々な要因がビタミンB群の欠乏に繋がっています。
先日書いた以下の記事に関しても、ビタミンBについて触れていますので、興味がある方はみてみてください
ビタミンB1(チアミン)について
天然のチアミンは
・チアミン1リン酸(TMP)
・チアミン2リン酸(TPPまたはTDP)
・チアミン3リン酸(TTP)の3種類があります。
体内でビタミンB1になって吸収され、体内で再びリン酸化し主にチアミン2リン酸の形で存在します。そして、糖質と分岐鎖アミノ酸代謝において、酵素(トランスケトラーゼ、ピルビン酸脱水素酵素、αーケトグルタル酸脱水素酵素)の補酵素として働きます。
↑簡単にいうと糖質や一部のアミノ酸代謝のサポートをすると言う意味です(笑)
【主な働き】
・糖質を代謝してエネルギーに変える
・アルコールの代謝を助ける
・脳神経系の伝達物質の合成に関与し、神経機能を正常に保つ
・消化液の分泌を促し、食欲を増進する
・皮膚や粘膜の健康を守る
【吸収と代謝】
食品から摂取したビタミンB1は小腸で吸収されます。そのビタミンB1が低濃度の場合には能動輸送によって、高濃度の場合には受動拡散によって吸収されます。
能動輸送(のうどうゆそう)とは、細胞がアデノシン三リン酸(ATP) の力を直接あるいは間接的に利用して物質を濃度勾配に逆らって輸送する作用である。
Wikipediaより
受動輸送(Passive Transport)とは物質の濃度差を駆動力とする膜輸送である。輸送方向は濃度勾配に逆らわず、輸送に際してアデノシン三リン酸(ATP)から供給されるエネルギーを必要としないのが特徴である。
Wikipediaより
ビタミンB1は体内に貯蔵しておくことができないため、毎日摂取する必要がある。
【主な食材】
この他には、鯛とか鶏のレバーなんかも含まれています。
水溶性ビタミンなので、茹でたりしてしまうと茹で汁に流れてしまうので、茹で汁まで食べられる調理法などがおすすめです。
【まとめ】
ビタミンB2(リボフラビン)について
ビタミンB2は体内に吸収されると、細胞内でフラビンモノヌクレオチド(FMN)とフラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)に変換され、ほとんどの栄養素の代謝に関わる補酵素として働きます。また、体内では主にFADとして存在しています。
【主な作用】
・脂質を代謝してエネルギーを産生する
・タンパク質代謝を促す
・成長を促進する
・糖質を利用し肥満を抑制する
・皮膚や粘膜、毛髪、爪の代謝に関与し、健やかに保つ
・口内炎を予防する
・過酸化脂質の分解に関与する
・脳と肝臓の働きに関与する
チアミン同様に三大栄養素をエネルギーにするサポートをする大事な栄養素です。
ビタミンB2は小腸で吸収されます。さらに胆汁塩酸はビタミンB2の吸収を高める作用があります。
ビタミンB2は一定量保持されますが、不要になったものは排出されます。
ついでにビタミンB2を過剰に摂取した際は尿が黄色やオレンジに変色します。(笑)
【主な食材】
はい。でました。「レバー」です。もうみんなでレバー食べれるようになりましょう(笑)こんなこといってる僕も月1くらいしか食べてないのが現状です。がんばります。
【まとめ】
最後に
これ以上一気にやってしまうとすごい量になりそうなので、この辺で終了します。
2つしか伝えられませんでしたが、ビタミンBの重要性に気づいていただけたでしょうか?
まだまだ、盛りだくさんですので、一緒に学んでいきましょう!
今日はここまで読んでいただきありがとうございました。
感想などもお待ちしております。