アルコール代謝について〜高揚感と引き換えに失うものは…。〜

おはようございます。
先日この様な記事を出しました。

この記事の中で
『お酒が強い理由は?』
といった内容で記事を書いています。
気になる人はみてみてください。
そして今日は、その仕組みをもう少し考えていきたいと思います。
個人的にお酒は控えるに越したことはないと思っていますが、やはり飲みたい人のために工夫すべき栄養素の解説などしていければと思います。
時間がない人はまとめの図だけでも見てみてください。

それではいきましょう
let’s おにぎり!

アルコール代謝について

以前の記事にも書きましたが、アルコール分解の仕組みは以下の図の様になっています。

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荻野剛志:眠れなくなるほど面白い図解人体の不思議より

前回と同じじゃ意味ないので、ここに補足していきましょう。
まずは
アルコール脱水素酵素
(ADH:アルコールデヒドロゲナーゼ)
とも呼ばれ、
非アルコール脱水素酵素
(MEOS:ミクロゾームエタノール酸化酵素)
とも呼ばれています。
これらはアルコールを分解する上で必要な酵素になっているのですが、この酵素を活性化させるのに必要な栄養素が存在します。
それは
・ADH→ビタミンB3、亜鉛
・MEOS→ビタミンB1

これらの栄養素が重要とされており、これらの栄養素が不足していると
アルコール→アセトアルデヒド
になる過程が円滑に行われにくくなってしまいます。
さらに
アセトアルデヒドは分解され、酢酸に変化するのですがその際にも酵素が必要になります。
それは
アルデヒド脱水素酵素(ALDH)
と言うものです。
そしてもちろん、この酵素を活性化させる栄養素も存在します。
・ALDH→ビタミンB3
です。
これらのビタミンが十分がなければ大前提この代謝はうまく行われません。
そして、他にも悪影響が考えられます。
・アルコールによりマグネシウムを中心としたミネラルの排泄量が増加する
といったことがあります。
もともとアセトアルデヒドは身体に良いものではありませんので、
ミネラルの排泄量増加やアセトアルデヒドの増加などの理由から
『二日酔い』
といった症状が現れています。
余談ですが、
ビタミンB群のサプリを摂取すると肝臓の血液検査の数値がすごいことになる人がいるそうですが、本来の肝臓の数値はその数値が正解だったのかもしれませんね。

また、アセトアルデヒドの毒性を緩和するために、「ビタミンC」が有効とされています。
摂取を心がけてもよいかと思います。

まとめ

今日はアルコールの分解過程ついて考えていきました。
まとめて必要な栄養素をあげると
・ビタミンB3
・ビタミンB1
・亜鉛
・ビタミンC
・マグネシウム
アルコールを代謝する過程でこれだけの栄養素が失われている可能性があります。

趣向品として飲むのは良いですが、それだけ栄養素を補う必要性があるのではないかと個人的には思っています。
簡略図はこちら↓


具体的な食材をあげるとしたら
・豚肉(ビタミンB)
・牡蠣(亜鉛)
・赤ピーマン(ビタミンC)
・アーモンド(マグネシウム)

こんなところでしょうか。

すみません。料理は得意ではないので、おすすめの食べ方はむしろ教えて欲しいくらいです…。(笑)

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました
Good Rice!

他にも栄養に関して書いていますのでよかったらみてください。

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