おはようございます。
今日はNEAT(Non Exercise Activity Thermogenesis)についてです。日本語訳で非運動性熱産生といいます。最近こういう単語があることを初めて知りました。
今日はそれについて書いていきたいと思います。
それではいきましょう
let’s おにぎり!
目次
NEATとは
結論からいいますとNEATとは、ウォーキングやスポーツの運動ではなく普段の生活活動で消費されるエネルギーのことです。
具体的には
・姿勢保持
・家事
・買い物
・通勤
などで主に軽〜中等度強度を中心に様々な活動が含まれています。
前回書いた糖尿病の運動編でも書きましたが、活動量をあげることで
・骨格筋に糖を取り込みやすくする
・脂肪減少によりインスリンの感受性をよくする
などといったメリットがあります。
メカニズムなどに関しては下記の記事をご参照ください。
僕が理学療法士として心がけていることは、
「生活の中で活動量をあげること」です。
今まで運動してこなかった人にいきなり運動をしませんか?
と言って実施してくれる人は極少数です。
実際に1日の総消費エネルギーの内訳は次のようになっています。
NEATが基礎代謝の次にきていることがわかると思います。
この範囲を増やすもしくは減らさないことを意識させることが重要ではないでしょうか?
NEATと増やすには
これは疑いの余地はないでしょう。
『安静にしている時間を減らす。』
そういうことです。(笑)
流石にそれでおしまいでは意味がないので、具体例を書籍と僕の考えを載せていきます。
・通勤を徒歩にする
・惣菜ではなく料理をする
・リモコンを遠くにおく
・飲み物は出したままにしない
などなど数多くの動かざる得ない状況が目に浮かぶと思います。
具体案をたくさん出して
「これならやれそう!」
というものを実践してみてはいかがでしょうか?
糖尿病と座位時間の関係
なぜこういった話題を出したかというと
2時間血糖値に関して、1日あたりの平均座位時間が8.7時間の群は、10.3時間、11.7時間の群より良好な値となり、座位時間の長さが糖代謝に悪影響を与えている可能を示唆しているからです。
座っているだけで糖尿病になるリスクが上がるって怖くないですか?
2時間座っている時間に差が存在することで消費エネルギーに353kcalもの差が存在していたとのことです。
350kcalって大体コンビニのサンドウィッチ分くらいですよね。
これが1ヶ月(×30)、1年(×365)となるととんでもない運動量に差が出てきてくると思います。
最後に
今日はNEATということで運動以外で動く時間を増やすを目的に書いてきました。
最後に個人的なおすすめの紹介です。
僕のおすすめは『料理』です。
料理は
何を作るか考え
食材を買いに行き
調理は立って
片付けるもの立ってやる
というように頭と身体をたくさん使います。
もう身体を動かすのが大変!となっているあなた!
今が人生で1番若い日なので今から何かできることを始めてみてはいかがでしょうか?
この記事を読んでくださった方のおすすめ募集中です。
今日は最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
Good Rice!