おはようございます。
最近風が強いですね。世の中色々騒ぎが多いですが、淡々と自分のやるべきことを継続していきましょう。
さて、最近こんな本見つけました。
『完全図解版牛乳のワナ』
以前こんな記事を書かせていただきました。
骨を強くする為に牛乳は逆効果かもしれません…。
僕の常識を覆した本ですね。
普段僕のブログを読んでくれた人も同様に反響があったそうで、
この記事は多く方の目にとまってくれました。
今日はその図解版ですが、前回触れなかった内容について書いていきたいと思います。
なので今日は
- 牛乳の完全栄養食はどこから?
- 動脈硬化と牛乳の関係
- 結局乳糖不耐症って何?
について書いていきますので興味がある人みていってください。
個人的には牛乳は温泉から出た時に楽しみ程度に飲むのがベストで日々食卓に取り入れる飲み物ではないかと考えております。
一度UPした記事ですが、内容を濃くして新しく書いていますのでよかったら見ていってください。
それではいきましょう。
let’s おにぎり!
目次
皆さんは以下の書籍を知っていますか?
『スポック博士の育児書』
1946年に発売され、世界42カ国語に翻訳され、のべ5000万部に達したと言われています。
なんなら、
「聖書の次に売れた本」
とまで言われているらしいですね。
もちろん初版に書いてあるものは
『牛乳は完全栄養食』という情報です。
しかし、
第7版では
「牛乳はアレルギーの原因となる」
「2歳になれば乳製品は必要ない」
こんなことが書いてあるらしいです。
このように何年もして、栄養関連の知識がアップデートされることが多々あるらしいですね。
この情報が多くの人に届いていればいいのですが…。
そもそも、牛乳に対する考え方が変わったのを簡単に説明すると、
「牛乳にはカルシウムが豊富で
人間の体に要るほとんど全部の成分が含まれている」
といった解釈でしたが、
今では、
「人間にとって栄養価が高すぎて、体に悪影響を与える恐れがある」
という解釈に変わりました。
下記の図は母乳を1とした時の牛乳の栄養価の図になります。
母乳と比較すると
牛乳は
✅タンパク質が3倍
✅カルシウムが8倍
も含まれていることがわかっています。
このように
昔は栄養価が高い素晴らしい食材として扱われていたため、1日500ml~950ml近くを推奨されていたらしいですが、その時のタンパク質摂取による腎臓の負担などが計り知れませんね…。
そんなこんなで、牛乳(乳製品)に関する否定的な情報も増えてきています。
それを知った上で牛乳を選択するのは個人の自由なので、ありだと思います。
さて、前回の『牛乳のワナ(書籍版)』の時は
✅骨折
✅イライラ
を中心に書いていました。
今日は血管系のアテロームについて書いていきます。
そもそもアテロームとは
一般には脂質(コレステロールや中性脂肪)、カルシウムや繊維性結合組織を含んだ
細胞や細胞の死骸から構成された動脈血管内での畜産物である。
船瀬俊介:完全図解版 牛乳のワナより
要は食事などから出た不要なものが血管にたまった
『油汚れ』みたいなものです。
そしてそれが牛乳と関連があり…。
牛乳は、血管壁にべっとりと汚れを付着させる
船瀬俊介:完全図解版 牛乳のワナより
原因が『ホモゲナイズ』という処理方法らしいですね。
牛乳には4%ほどの脂肪が含まれている為、このような処理方法を実施して、浮いたクリーム層ができないようにしているとのこと。
しかし、この処理を行うことで、
乳脂肪は空気中の酸素と結合して「過酸化脂質」になってしまいやすい。
船瀬俊介:完全図解版 牛乳のワナより
簡単にいうと
『錆びた脂』ですね。
牛乳を飲むことで
錆びた脂を飲んでいる…。
ということでしょうか。
あんなに美味しんですけどね。
皆さんも知っている通り、動脈硬化は様々な疾患に関係しているわけですね。
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 認知症
どの疾患も最近増えてきているものばかりですね…。
乳糖不耐症に関しては、最近色々な場面でよく耳にするようになってきましたね。
まずは乳糖不耐症について確認しましょう。
乳糖不耐症とは、消化酵素のラクターゼの欠乏により乳糖が消化できない状態のことで、下痢や腹部のけいれん痛を起こします。
MSDマニュアル家庭版より
乳糖不耐症とは上記の通りで簡単にいうと
乳糖を分解できていない状態(消化不良)
です。
乳糖は糖質の中でも“二糖類”になるので、
本来であれば、上図のように単糖類に分解してそれぞれの役割として吸収されていくわけです。
それを分解する役割があるのが先ほど書いた通り、
“ラクターゼ”といった乳糖分解酵素です。
その分解酵素の分泌が落ち着いてくる時期が『乳児期以降(満1歳未満)』となり、それ以降の過度な乳糖(ラクトース)摂取は乳糖不耐症を発症しやすくなると言われているわけですね。
健康を目的に過度な牛乳の摂取は身体に悪影響を与える可能性があるので、豆乳にしたりする手段を検討しても良いかもしれませんね。
牛乳は絶対に飲むなとは個人的には言いません。
僕も温泉上がりにはやはり牛乳は飲みますのでね。(笑)
しかし、
こう言った情報もあるんだよ?
と知った上で個人が選択できれば良いと思います。
結局は
自分で判断するしか方法はありませんからね。
今日の書籍評価はこちらです。↓
図解版というだけあってデータや図が多用してあり、わかりやすいものになっています。
毎日牛乳を飲んでいる人には是非一度確認していただきたい本だと思います。
栄養に関する情報は賛否両論で、
結局
何が大事なんだぁ〜!
ってなりますが、
『自分に合った食生活』
っていうのは誰しもあると思います。
そういった食生活を見つけるお手伝いがこれからもできればと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
では皆さん!
Good Rice!
作物、肉、魚、一体何を食べろというんだ…。
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