ビタミンEについて〜若返りホルモンですよ〜

おはようございます。
今日はビタミンEについて書いていきたいと思います。

脂溶性ビタミンはA,Dの主役感がありますが、Eだって負けません。基礎的なことから、作用と食品紹介まで書いていきたいと思います。

では早速いきましょう
let’s おにぎり!

ビタミンEについて

ビタミンEは「トコトリエノール」、「トコフェロール」がありますが、正確にはそれぞれα、β、γ、δが組み合わさり全部で8種類存在します。
例)αートコフェロール、βートコフェロール、γートコフェロール、δートコフェロール

8種類の中で最も生理活性が強いのはαートコフェロールで生体内のトコフェロールの90%をしめています。

生理活性(せいりかっせい、physiological activity, bioactivity)とは、生体内化学物質が生体の特定の生理的調節機能に対して作用する性質のことである。

Wikipediaより

ビタミンEは細胞膜や脂質の中に豊富に存在しており、自身が酸化されることで多価不飽和脂肪酸(オメガ6系、オメガ3系)の酸化を防止します。

ビタミンEは活性酵素による酸化を防ぎ、老化の原因を防ぐといった役割から『若返りのビタミン』とも呼ばれたりしますね。
なので、細胞膜に十分なビタミンEがあるとアンチエイジング(亢老化)の働きをしてくれます。

トコフェロール:Wikipediaより
トコトリエノール:Wikipediaより

上の図をみてわかる通りトコフェロールとトコトリエノールの違いは2重結合があるかないかの差になっています。2重になっているトコトリエノールの方が柔軟性があり、細胞膜への侵入が良く、素早く作用してくれます。

主な作用

・皮膚の細胞の酸化を抑え、しみやくすみを防いで健やかな肌を維持する。

・細胞の酸化を抑制し、過酸化脂質を抑制して、動脈硬化などを予防・改善し、生活習慣病のリスクを低減する。

・血液中にもビタミンEが含まられ、血液の酸化を抑制する。

・血管機能を向上させ、若々しい血管を保つ。

・血管の内壁が健やかに保たれる為、血行がよくなり、冷え性が改善する。

・性ホルモンの生成を助け生殖機能を維持する働きがあり、更年期のホルモンの乱れを改善する

・LDL(低比重リポ蛋白)の酸化を防ぐ

・廊下を抑制する

・赤血球の溶血を予防する。

主な食品

恒例の主な食品はこちらになります。

足立香代子:栄養学の基本がまるごとわかる辞典より

見ての通り、あんまり食べない方が多いのではないでしょうか。
他に言うのであれば、タラコなども含まれているかと思います。

ミックスナッツなどを食べている人はビタミンEは足りているかもしれません。
ビタミンEが不足してしまうと血管が老化していき、動脈硬化さらには生活習慣病のリスクが上がってしまいます。
そういった視点をもちながらビタミンEを取ってみてはいかがでしょうか?

最後に

ビタミンについて書いていますがやはり三大栄養素に視点がいきがちでビタミン、ミネラルについてはあまり目が向いていない人が多い気がします。

ミックスナッツに関しても、食べすぎてしまうリスクもあります。ですが、健康に少しでも近づいていけるようにビタミンEについて少し目を向けてみてください

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ここまで読んでいただきありがとうございました。

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