おはようございます。
今日からいよいろ5大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル)のラストのミネラルに入っていきます。
聞いたことあるけど、よくわかってないがほとんどだと思います。学生時代は僕もここまでは踏み込んでいなかったのですが、やはりミネラルも大切です。
それでは早速やっていきましょう。
let’s おにぎり!
目次
ミネラルについて
そもそも、人の体内では四大元素(酸素:60%以上、炭素:約20%、水素:約10%、窒素:約3〜4%)となっており全体の95%前後をしめています。これらを除く残りの数%をミネラル(無機質)としています。
タンパク質、脂質、糖質がそれぞれの機能を発揮するためにはミネラルのサポートが必要です。そのため、体内のミネラルバランスを保たなくてはいけません。ミネラルの役割は次のようなことがあります
・体液の浸透圧やpHを調節する
・血液や骨など生体の構成成分となる
・神経や筋肉の機能をたもつ
・酵素の働きを助ける
・有害ミネラルを体外へ排出する
ミネラルは体内で生成することができないので、食材から摂取する必要があります。
ミネラルの種類
ミネラルにも種類があり生命を維持するために食材などから摂取しなくてはならない「必須ミネラル」は16種類あります。
その中で「主要ミネラル」と「微量ミネラル」がありますね。
・主要ミネラル
→1日あたりの必要量が100mg以上のもの
(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、塩素、硫黄)
・微量ミネラル
→1日あたりの必要量が100mg以下のもの
(鉄、ヨウ素、亜鉛、銅、マンガン、セレン、クロム、コバルト、モリブデン)
表にまとめると
主要ミネラル | 微量ミネラル |
カルシウム | 鉄 |
リン | ヨウ素 |
カリウム | 亜鉛 |
ナトリウム | 銅 |
マグネシウム | マンガン |
塩素 | セレン |
硫黄 | クロム |
コバルト | |
モリブデン |
この表をみた時
「鉄ってミネラルだったんだ」
と思ったのは内緒です(笑)
ここで1人あたりのミネラルの割合をみてみましょう
※体内ミネラルを100とした場合
もうほっとんど主要ミネラルですね。(笑)そんなもんですよ。ですが、微量ミネラルの鉄、亜鉛などはほんとに大切になってきますので、注意してください。
実際に必須ミネラル16種類のうち、硫黄、コバルト、塩素を除く13種類については『日本人の食事摂取基準2015』でも摂取基準が定められています。つまり、健康を維持するためには必要不可欠な栄養素と言うことです。
ミネラルの摂取現状
あくまで下記の表は推定値や目安量になっていますので、ご了承ください
ミネラル | 日本人成人推定摂取量 (mg/日) | 食事摂取基準量 (mg/日) 30歳男性 |
カルシウム | 400-700 | 650 |
リン | 1000-1500 | 1000 |
カリウム | 1200-2500 | 2500 |
硫黄 | ||
塩素 | ||
ナトリウム | 3000-6000 | 600 |
マグネシウム | 150-300 | 370 |
鉄 | 6-12 | 7.5 |
亜鉛 | 6-15 | 12 |
銅 | 1.5-3.0 | 0.9 |
マンガン | 3-6 | 4.0 |
ヨウ素 | 0.5-1.5 | 0.13 |
セレン | 0.1-0.2 | 0.03 |
モリブデン | 0.05-0.35 | 0.03 |
コバルト | 0.2-0.5 | |
クロム | 0.01-0.07 | 0.04 |
とりあえずナトリウムとりすぎですね。(笑)
なんでこんな世の中になってしまったんですかね?
高血圧はしょうがないみたいな世の中に…。
最後に
これらのミネラルの簡単な働きも載せておきますね。
それぞれに役割がありますね。
僕は鉄とマグネシウムを意識してとるように心がけています。
理由は単純に
「鉄不足」だったからです(笑)
「鉄が不足してるのに献血いけるのかよー」
とか思ったあなた!
「いけるんです(笑)」
何なら僕も細かい血液検査を受けるまで自分が鉄不足なんて知らなかったです。とることを心がけるだけで最近は疲れにくくなってきました。
そういったことを今後書いていきたいと思いますので、興味がある方はよろしくお願いします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。