おはようございます。
最近よく玄米の話を耳にします。
そんな中こんな本を読みました
『15kg減 玄米ダイエットのやり方』
玄米だけにフォーカスした書籍はこれまで読んだことがなかったので、今回読んでみました。
なので今日は
- 玄米を食べている人
- 玄米が気になっている人
- 玄米が美味しいと思わない人
など思っている方には最後まで見てもらいたい記事になっています。
それではいきましょう
let’s おにぎり!
目次
ではまず、米の種類を書いていきますが、
- 玄米
- 発芽玄米
- 胚芽米
- 白米
といった状態があるわけです。(参考までに↓)
この他にも最近になって、
✅ロウカット玄米
✅低アミロース玄米
など見つけましたが、
ロウカット玄米は最近食べましたが、
普通の玄米と比較すると
柔らかくて白米みたい感触です。
玄米が食べにくい人には良いかと思います。
ちなみに僕が食べたロウカット玄米こちらです↓
コストは少し上がりますが、新しい玄米の選択肢になると個人的に思っています。
では、次に玄米のメリットについて書いていきたいと思います。
玄米のメリットは書籍と僕の考えを合わせて書いていくと以下の感じになります
- GI値が低い
→白米:88 食パン:95 玄米:55 - 食物繊維が多い
→不溶性が多く便の量が多くなる - マグネシウム(Mg)がありストレスに強くなる
→Mgの含有量は100gあたり50mg
1つずつ考えていきましょう。
GI値についての復習になりますが、
GI値は
→Glycemic indexの略でブドウ糖を基準とし、摂食2時間までの血糖値を測ったものです。
✅GI値70以上が『高GI食品』
✅GI値56〜69が『中GI食品』
✅GI値55以下が『低GI食品』
となっています。
上記の通り玄米GI値は55なので低GI食品に分類されます。
その為、ダイエット中の主食の選択肢になると思います。
玄米は白米などと比較しても食物繊維が豊富に含まれています。
食品によって数値が違いますが、
100gあたり
不溶性食物繊維2.3g
水溶性食物繊維0.7g
で合計3gの食物繊維を含んでいます。
不溶性食物繊維は
- 排便を促進する
- 体内の有害物質を便と共に排泄する
といったメリットがあります。
少し話が変わりますが、
不溶性食物繊維は食感があるものが多く
咀嚼回数が増え、満腹感が得られやすいという特徴もあります。
以前からマグネシウムの必要性を定時してきましたが、
今の世の中
あなたも私も家族もみんな
『マグネシウム不足』です
摂取状況はこんな感じになっており、ほとんどの方がマグネシウム不足になっています。
マグネシウムといえば、『ナッツ類』が代表的ですが
玄米も100gあたり約50g含んでいる為、良い戦力になると思います。
これだけメリットがある玄米ですが、
色々気になる点があると思います。
そんなQ&Aについて考えていきましょう
色々気になる点はあると思いますが、今回は3つ取り上げていきたいとおもいます。
ミネラルが不足するというのは玄米の話をする上でよく聞く話ではないでしょうか?
フィチン酸ですよ。フィチン酸。
よく聞くと思います
玄米はミネラルが豊富と言われているが
フィチン酸は全部排出してしまうんだ!
これに関しては色々な意見がありますが、書籍では
玄米に含まれているのは「フィチン」と呼ばれるフィチン酸とミネラルが結びついた状態のもの
つまり、もともとミネラルが結びついていた為、不足にはならないといった考えです。
また、このフィチン酸は
❌ミネラルを排泄する
⭕️有害物質を排泄する
といったメリット的な視点もあります。
一概にフィチン酸が悪いというわけでもなさそうですね。
こんな質問もよく聞かれると思います。
玄米をとりすぎると寧ろ便秘になるって…。
先程、便秘が治ると言いましたが便秘にもなる?
可能性はゼロではありませんね…。
まさに手のひら返しですね(笑)
玄米の取りすぎ=不溶性食物繊維の取りすぎ
ということです。
食物繊維の理想バランスは
不溶性:水溶性=2:1
と言われていますが、現実問題は
4:1のバランスになっていると言われています。
水溶性食物繊維は不足しやすい為、食物繊維のバランスについても意識していきましょう。
これはよく患者さんに言われることですが、
玄米は消化ができなくて嫌い
とよく言われますね。
これに関しては
玄米は外皮があり消化しにくい難点がある
これに関しては意識的に噛んでもらうしかありません。
個人的に対応策が浮かびません。
胃酸を抑えるお薬なんかのんでいる人は玄米は寧ろデメリットになるかもしれませんね。
今日は玄米について書いていきましたが、
どの食品にも『これだけあればOK!』っていう食材はありません。
メリットとデメリットを比較して
自分に合った食材を探していく必要があると思います。
そんな中おにぎりの評価はこちら↓
効果はまでは書いてありますが、メカニズムまでの記載はなかったので、玄米について知るきっかけにはなるかと思います。文字数はそれほど多くはありませんので参考にしてみてください。
どうしても、この世の中は
✅〇〇だけでOK!
✅〇〇すれば稼げる!
なんて魅力的なキャッチフレーズに惹かれてしまいます。
好きなことを好きなようにやれば、そういった誘惑に気持ちが揺らぐこともないと思います。
今回の玄米に関しても個人的には
痩せ型の人、体力がない人
は玄米が合わない可能性があるので、僕からはすすめません。
↑こんな考えを持っています。
十人十色の食生活を楽しんでいきましょう。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます
皆さんも良き健康ライフを!
Good Rice!
玄米だけではなく、水も永遠におすすめできると思っています。