おはようございます。
以前こんな記事を書かせていただきました。
初めて聞いた小腸の腸内細菌が増加してしまうものですね。
今日はさらに、SIBOについて深めていきたいと思います。
参考書籍はこちら↓
『小腸を強くすれば病気にならない』
そこのあなた!
私は関係ないわっ!
と思っていることでしょう。
以下の症状に当てはまる人はSIBOの可能性があります。
- うつ症状
- 湿疹やニキビ
- 不眠
- 鉄欠乏性貧血やビタミンB12欠乏
一見消化器官と関係がなさそうですが…。
腸に不調を感じる人はいませんが上記の症状がある人はいるかと思います。
自身で腸を管理していきましょう。
それでは let’s おにぎり!
目次
ではまず、簡単にSIBOの確認からしていきましょう。
SIBOは
✅小腸の腸内細菌が増殖してしまう状態
✅それに伴い免疫系、ホルモン系が崩れてしまう
✅リーキーガットや痩せすぎにつながる
といった様子になります。
今では
健康=腸内細菌とまで言われるように腸内細菌が重要視されていますが、SIBOの人に一般的な腸内細菌に良いとされる『発酵食品』などを食べてもらうとむしろ体調を崩してしまいます。
しかし、腸内細菌はもちろん下記のようなメリットも存在し
- 炭水化物を分解し、消化吸収できるようにする
- 免疫系の発達に貢献している
- ビタミンK1をK2に変換し骨を強化してくれている
といったように、腸内細菌はテレビで報道されるように様々なメリットが存在します。
ではでは、次にサプリメントを例にそれが本当に効果的なのか考えていきましょう。
早速ですが、
最近は、薬局にてサプリメントなど販売しているお店が多くあり、様々な人が
骨粗鬆症予防のために!
美容と健康のために!
風邪やアレルギー予防のために!
というように、様々な理由でサプリメントを購入する人が増えてきている印象です。
実際に臨床現場での上記の予防的視点からサプリメントを利用している人が増えてきていますね。
まぁ〜そのサプリメント、
消化器が万全ではないと吸収できません。
例えば、SIBOになってしまうことで
『胆汁の働きが悪くなる』
ということが言われています。
胆汁の役割は
✅脂肪の吸収をサポートすること
です。
胆汁の働きが悪くなり、脂肪を十分に吸収できなくなることで
上記に関連する『脂溶性ビタミン(D,A,K,E)』
の吸収が悪くなります。
脂溶性ビタミンが不足することで
ビタミンE不足
→免疫低下、筋肉低下、抗酸化機能低下
ビタミンD不足
→骨粗鬆症、免疫低下
などにつながってきます。
それらを予防するために飲んでいるサプリメントや食材も、もしかすると身になっていないかもしれませんね。
ほんの一例ですが、
本来あるべきではないところに細菌が増えることはメリットではなくデメリットに働くことがあるわけですね。
では、SIBOを解決するためにどうすれば良いのでしょうか?
先ほども言いましたが、
サプリメントや栄養素も吸収できる身体でないと意味がないということです。
さてさて、皆さんが知りたいことは
じゃあ、どうすればいいんだよ…。
ということですよね。
ここからは
✅原因
✅解決策
について触れていきましょう。
原因は以下のことが考えられます。
- 小腸の消化管運動の障害
- ストレスや間食などの生活習慣
- 抗生物質の乱用
- 胃薬による胃酸減少
- 免疫力の低下
- 炭水化物の消化不良、食べすぎ
- 重金属が体に蓄積
- 急性膵炎後に発生
- 大腸のバウヒン弁に障害がある
- 胆のう除去など機能的な問題
上記の①〜⑦番に関しては自身でも対応できるものばかりです。
次は治療のステップです。
- 『SIBO食』を実行する
- SIBOマッサージを行う
- 抗生物質を利用する
- 腸管の運動促進剤を使う
- エレメンタルダイエットをする
- 天然由来の抗菌作用のある成分を摂取する
- 再発を防いでいく…。
といったことがポイントになります。
SIBO食は以前もブログで紹介しました。
そうです。
『FODMAP食』です。
簡単にいうと
✅低炭水化物
✅低食物繊維
をポイントに生活してくださいということです。
次にSIBOマッサージです。
わかりやすい方法が書籍に書いてあったので引用します。
- 腰骨の出ているところ(上前腸骨棘)を探す
- ①からおへそまで直線を引く
- その線を3等分して1番外側を探す(☆印が虫垂のある場所)
- ☆の場所に右手を置き、左手の親指以外の4本を使って「J」を書くようにマッサージをする
- ☆の場所から「の」の字を書くようにマッサージをする
愛護的に行うことで副作用もなく行える自主トレーニングだと言われているものなので、
・便秘気味の人
・ガスが溜まっている人
には良い効果が得られるかと思います。
また、抗生物質の使いすぎは悪影響ですが、適度に細菌を減らすという意味では効果的な場合もありますので、そういったことはお医者さんに相談すべきかなと思います。
また、
胃酸が逆流してしまうために、胃酸を減らす人がいるかと思いますが…。
胃酸を減らしても逆流します…。
なので、まずはお腹の不調やメンタル面の不調などがありましたら、食生活を見直してみてはいかがでしょうか?
SIBOはまだ最近出てきた話題のためか、お医者さんに専門的にみてもらうにも保険適応外になっていたりします。
個人的には医学は日々進歩しているため、仕組みが追いつけないのもしょうがないと思っています。
なので、自分で予防できる範囲は予防する心構えが大事だと思います。
そんな中、おにぎりの評価はこちら↓
専門知識の領域であり、難しい用語がありますので、少し難しい点もあります。
内容的には面白いものになっていますのでよかったら読んでみてください。
最近になってブログを読んでくださる人がまた増えてきており、
最近、若いのに骨が弱いと言われた
サプリメントって正直どう思いますか?
などDMが来るようになり、
僕ももっと頑張らなきゃと感じております。
そういったお悩みに沿った記事を書いていきながら個人的にもできる限り対応させていただきますので、
何かありましたら、DMでもSNSからでもよろしくお願いします。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
もうすぐ新学期ですので、健康的にスタートダッシュを切れるようにがんばりましょう。
では皆さん。
Good Rice!
まだまだ、花粉の季節。花粉症も自身で予防!