おはようございます。
今日は赤血球について解説していきます。赤血球について触れる前に血液の内訳などみながら確認していき、赤血球ができるまでを書いていきます。
赤血球は貧血と関係していますが、貧血は鉄不足だけが原因ではありません。冷え性などの関連もわかってくると思いますので、よかったらみていってください。
それではいきましょう
let’s おにぎり!
目次
血液とは
血液は、心・血管系の中を循環する液体のことで、生命維持に極めて重要な液体となっています。
成人では基本的に4-5Lとなっています。(体重1kgあたり約70ml)これら全血液量の約1/3を失うと生命に危険が及びます。
次に血液の中身をみてみましょう。
ほとんど赤血球ですね(笑)
それだけ赤血球が大切だし、赤血球を作る栄養素も必要ということです。
赤血球について
赤血球の主な役割は酸素の運搬です。
これはヘモグロビンの役割になっていて酸素を全身の組織へ供給し、二酸化炭素を肺へ運搬する役割をになっています。
赤血球の形は上記の図の様な形になっています。
大きさは
縦:7~8μm
幅:2μm
となっていて、この図ではわかりにくいですが、横から見ると、お菓子の『フィットチーネグミ』みたいな形をしていると僕は思っています。(笑)
なんと言っても赤血球のポテンシャルは毛細血管を潜り抜ける柔軟性です。
これは丸ではなく真ん中に凹みがあるために柔軟性が高くなっています。
↑この柔軟性を維持するためにはコレステロールが必要と言われています。
そのため、コレステロールが低すぎると末梢まで赤血球が運ばれないため、「冷え性」になることもあります。
赤血球の成熟過程
赤血球ができるまでには様々な道のりを超えていかなければなりません。
まずはこの図をみてください。
この様に赤血球になるまでに何かが阻害されてしまうと赤血球まで到達することができません。
ではこれに必要な栄養を付加させるとどの様になるでしょうか?
ざっとこんな感じになります。赤血球の寿命は120日ですが、赤血球ができるまでは5日かかります。
なので今まで、鉄分が不足すると貧血(鉄欠乏性貧血)になりやすくなると書いてきましたが、それだけではなく、コレステロールなども不足すると貧血(溶血性貧血)になることが考えられます。
鉄分の記事に関しては下記を参照してください。
最後に
今日は赤血球について書いていきました。
・血液のほとんどは赤血球
・赤血球は柔らかい
・貧血は鉄不足だけじゃない
といった流れで書いていきました。
栄養素と自分の身体の構造が結びついてくるとまたさらに楽しいですね。
質問などありましたら随時受け付けておりますので、可能な限り答えさせていただきます。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。