おはようございます。
これから糖尿病について書いていきます。最初は基本的なところから書いていきますので、知っている方は復習程度にみていただけると幸いです。
それではいきましょう!
let’s おにぎり!
目次
糖尿病とは
基本的には膵臓からインスリンが分泌され、インスリンの作用により、筋、肝臓、脂肪に糖が取り込まれます。
しかし、インスリンが出なくなったり、インスリンが効きにくくなってしまうことで血液中の糖の行き場所がなくなってしまうのが
『糖尿病』
といった状況です。
実際、糖尿病と診断される人が多くいて、若くして糖尿病と診断される方もいるのが現実です。
しかし、糖尿病=小太り、食べすぎな人
と思うかもしれませんが、そういうわけではありません。
生活習慣病とまで言われていますが、遺伝性因子の要素も含まれるタイプの1型糖尿病も含まれています。
次にインスリンの分泌について触れていきましょう
インスリン分泌する膵臓
インスリンは膵臓から分泌されます。
※膵臓の膵体尾部に多く存在します。
膵臓にはα、β、δ細胞が存在し、それぞれ分泌物質が存在します。
分泌物質 | 働き | |
α細胞 | グルカゴン | 血糖値をあげる |
β細胞 | インスリン | 血糖値を下げる |
δ細胞 | ソマトスタチン | インスリンやグルカゴンなどの分泌を抑制する。 |
上記のような働きを持っているのが膵臓になっています。
他国籍との違い
欧米人と日本人では太り方に違いがあると思いませんか?
インスリンを分泌されているうちは糖を細胞内に取り込むことが可能なので、糖尿病を発症することはありません。
欧米人と比較して、日本人はインスリン分泌能が低いため、少しでも抵抗性が上がってしまうと糖を細胞内に取り込むことが困難になってしまいます。
欧米人はインスリン分泌能が高いため、日本人より脂肪を蓄えやすく、皮下脂肪として糖を取り込む力に優れています。
そういったことから
・欧米人は高度な肥満で発症する
・日本人は少しの肥満で発症する
といったことがわかっています。
上の図は
正常耐糖能群(NGT)
耐糖能異常群(IGT)
糖尿病群(DM)
のインスリン分泌能とインスリンの感受性についての表になりますので、ご参照ください。
最後に
今日は
・糖尿病について
・糖尿病の種類
・膵臓について
・他国籍との違いについて
簡単に書いていきました。
糖尿病については少し詳しく書いていきたいので、少し長くなるかもしれませんがその時はご了承ください。
糖質についての記事も書いてあるので、よかったらみてください。
今日も最後まで
ありがとうございました。