やっときました
皆さん大好きタンパク質。
三大栄養素のなかでも僕は一番好きです。(笑)
タンパク質は英語で「protein(プロテイン)」
皆さん語源はわかりますか?
ギリシャ語で「proteios(プロティオス)」
→意味は「第一の」と言う意味です。
つまり、『生物の構成単位として、または代謝物質として第一に重要な物質』と言う意味で命名されたそうです。(笑)
今日はコレだけ知っていただければ満足です(笑)
早速本題に入っていきましょう。
let’s おにぎり!
目次
タンパク質とは
タンパク質は多種類のアミノ酸がさまざまな形で結合した高分子窒素である。
といった定義になっています。
自然界には多くのアミノ酸分子が存在するが、人体を構成するのは20種類のアミノ酸に限られています。
↑これが、9種類の必須アミノ酸と11種類の非必須アミノ酸のことですね。
筋肉、皮膚、毛髪などはすべてタンパク質から作られています。
実際に体内の60%が水分であり15〜20%をしめるのがタンパク質です。
構造としては20種類のアミノ酸が様々な組み合わせで独自のタンパク質を形成しているので、種類は数えきれないほどあるのではないでしょうか。
必須アミノ酸と非必須アミノ酸
必須アミノ酸 | 非必須アミノ酸 |
イソロイシン | アスパラギン酸 |
トリプトファン | アスパラギン |
スレオニン | アラニン |
バリン | アルギニン(小児では必須アミノ酸) |
ヒスチジン | グリシン |
フェニルアラニン | グルタミン |
メチオニン | グルタミン酸(準必須アミノ酸) |
リジン(リジン) | システイン |
ロイシン | セリン |
チロシン |
必須アミノ酸:ヒトの体内で合成できることができないため、必要量を食品から摂取しなければならない
非必須アミノ酸:ヒトの体内で他のアミノ酸、脂肪、糖などを利用して合成できるもの
理学療法士界の中では最近分岐鎖アミノ酸(BCAA:branched chain amino acids)が有名になってきている気がします。必須アミノ酸の中の
・バリン
・ロイシン
・イソロイシンですね
構造式は次の通りです。
必須アミノ酸の役割
それぞれ役割があるため、その点も表で載せておきます。
種類 | 特徴 |
イソロイシン ロイシン バリン | 多くの食品に幅広く含まれ、成長や筋肉、肝機能の保持に必要。 この3つはバランスよくとることが大切で大きく偏ると体重減少を招く。 |
リジン | 身体の組織の生成に必要。穀物には少ない。 |
メチオニン | 抗うつ作用をもつ。シスチンでも一部を代用できる。 |
フェニルアラニン | 神経伝達物質に必要。チロシンでも一部を代用できる。 |
スレオニン | 成長促進、脂肪肝予防に必要。 |
トリプトファン | 精神安定作用や鎮痛作用がある。 |
ヒスチジン | 成長に必要で神経機能を助ける。 |
まとめると必須のアミノ酸の役割は
・筋肉を維持
・神経伝達物質合成に必要
・うつにも対応している
といったことがわかります。
時折、
「最近、足が細くなったんだよ〜」
「〇〇ちゃん痩せたね〜」
とか聞こえますが、それは単に『タンパク質不足』による筋肉量の減少の可能性があります。
そういった場合の悪循環としては
一時的に体重は落ちる可能性がありますが、誰しもが経験するリバウンドに繋がってしまいます。
タンパク質を意識して綺麗に体重を減らせるようにしましょう。
色々な書籍に1日のタンパク質摂取量が書いてありますが、
おおよそ
体重の1.2~1.5kg/日に収まっている書籍が多いですね。
+αで妊婦さんやスポーツマン、ケガをした患者さんはよりタンパク質が必要になってきます。
最後に
タンパク質は体にとってとても重要な栄養要素です。
より濃い情報を共有できるように引き続き書いていきますので、よろしくお願いします。
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参考書籍も載せておきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。