おはようございます。
今日も引き続き『タバコ』をテーマに書いていきます。
今日は新しいタバコ『加熱式タバコ』ってやつに着目して書いていきたいと思います。
読んだ本は正直難しい内容であったので、
結果を中心に書いて自分なりの感想などを書いていきたいと思います。
ちなみに、2016年10月時点アイコス(IQOS)の世界シェアの96%を占めているのはどこの国なのかご存知ですか?
そうです。
僕の住む国の
『日本( Japan)』です。
以下のことを思っている人は勘違いをしている可能性があります。
✅加熱式タバコは健康被害がない
✅受動喫煙などもなく周りに迷惑をかけない
僕もこの書籍を読むまでは上記のことを考えており、
「別に吸ってもいいんじゃね?」
と思っていました。
吸ってる本人はさておき、小さい子供や周りに迷惑になるのであれば話は別です。
皆さんで学んでいきましょう。
それではいきます
let’s おにぎり!
まずは皆さん現代における『タバコの種類』は何があるかご存知ですか?
・紙巻タバコ
・加熱式タバコ
・電子タバコ
の3種類存在します。
紙巻タバコといれば、マルボロ、セブンスター、などコンビニで売っているようは一般的なタバコとのことを言います。
加熱式タバコは最近みるiQOS、プルーム・テック、グローなどのかっこいい機械を利用したタバコになっています。
電子タバコは基本的に日本ではニコチン入りが規制されているらしいです。
個人輸入などをして、ニコチン入りのもを使うことも可能となってはいるそうです。
なので加熱式タバコと電子タバコの違いは日本では
『タバコの葉を用いるかどうかによって法律上の分類が異なっている状態』
と表現できます。
そして僕としては、より身近な、加熱式タバコ(iQOS、プルーム・テック、グロー)など取り上げて記事としてまとめていきたいと思います。
まずは加熱式タバコの使用率の推移です。
iQOSだけ突出していますが、全体的に右肩上がりで利用者が伸びていますね。
ではどうしてこのような右肩上がりで利用者が増えてきているのでしょうか?
僕を含め多くの人が
「紙巻タバコより害が少ないと思ったから」
と思っているのではないでしょうか?
実際に2018年の調査において、加熱式タバコを吸っている人680人のうち
1位「他のタバコよりも害が少ないと思ったから」(412人/60.6%)
2位「タバコの煙で他人に迷惑をかけるのを避けるため」(400人/58.8%)
3位「友人・知人が使っていたから」(375人/55.2%)
という結果が得られています。
さてさて、本当にそうなのでしょうか?
加熱式タバコを考える前に、紙巻タバコから考えていきましょう。
紙巻タバコの煙には5000種類以上の化学物質が含まれており、そのうちの70種類は発がん性があるとされている物質が含まれています。
もちろん、呼吸器や循環器系に害を及ぼすとされる物質も含まれています。
より代表的なものを取り上げるのであれば
・ニコチン
・一酸化炭素
・ベンゼン
・ホルムアルデヒド
などであり皆さんも聞いたことある物質が多々あるのではないでしょうか?
紙巻タバコと加熱式タバコから出る有害物質の量を実験したデータがあります。
実験結果はこちら
紙巻タバコ | 加熱式タバコ | |
ニコチン | 2100μg | 1200μg |
一酸化炭素 | 33mg | 0.44mg |
ベンゼン | 110μg | 0.66μg |
ホルムアルデヒド | 41μg | 4.8μg |
データを見ると、多かれ少なかれ、代表的な有害物質が減っていることがわかるかと思います。
しかし、他の実験において
この代表的な有害物質以外の
22の物質では加熱式タバコの方が3倍以上になっていたり、7の物質においては10倍以上になっていたとの報告も載っていました。
これらにおいて十分な有害性が認められるデータが不十分であり、『未知』の物質です。
そういった物質を複合的に摂取することでの身体の悪影響などは
『わからない』
という判断しかできません。
しかし、iQOSでは高かった物質には毒性が強いことが知られているものもありました。
・フラノン
・フランメタノール
・3-クロロ-1,2-プロパンジオール
などは紙巻タバコより多く含まれていたとのことです。
喫煙者の中には
「やめたいけどやめられない」
「吸いたくて吸っているわけではない」
と思っている人もいるかと思います。
「せめて周りに迷惑をかけないように」
と紙巻タバコ→加熱式タバコに移行する人もいたと思います。
さてここでは加熱式タバコは本当に受動喫煙のリスクがないと思って良いのか考えていきたいと思います。
結論から書いていきますと
あるかないかで言えば
『ある』
が答えになります。
程度の話で言えば、加熱式タバコには副流煙がないため、
受動喫煙は紙巻タバコと比較するとかなり少ない
と言われています。
しかし、ある調査では
他人の加熱式タバコのエアロゾルを吸ったことがあるうちの21%の人が喉の痛みがあると回答し、25%の人が気分が悪くなったと回答しています。
上記は重篤な症状ではありませんが、いずれも一定数の受動喫煙による症状があるという結果でした。
まだまだ、販売されて日が浅い加熱式タバコであるため、
『長期的な健康影響を評価できるデータがない』
というのが結論になると思います。
そして今後とも長期的な健康を判断するデータは集まりにくいと筆者は述べています。
それはもちろん
『倫理観の問題』
だからです。そういった研究は許されるものではないですからね。
だたひとつこれだけは載せさせてください。
タバコを販売しているところでさえ、こういった文章を載せた上で販売しているんです…。
新型タバコ、主に加熱式タバコについて書いていきました。
冒頭では
「加熱式タバコは健康被害がない」
とおもっていた人はどうでしょうか?
僕はもう、
新型だろうが、火タバコだろうがやめるべきなんだなと改めて実感しました。
最近では
『加熱式タバコ使用可能』
というような場所が出てきているところもあります。
紙巻タバコの時は気を使って外で吸っていたのに、加熱式タバコにしたら、家で吸うようになった。
という話も聞きます。
そういった方々は改めて、考え直してみても良いのではないでしょうか?
下記の書籍は難しいですが、それを理解するための解説もしっかり書いてあるので、よかったら読んでみてください。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました
Good Rice!
他にも健康に関する記事を書いていますのでよかったら見てください
タバコの基礎について触れています。僕はタバコ吸ってません(笑)