人間の心理に迫る!〜見て見ぬふりをするメカニズム〜

おはようございます。
今日はこれです。

眠れなくなるなんてそんな馬鹿なっ
と思ってましたが、めっちゃ面白かったです。
何個かピックアップするにも選べなかったので、もしかすると何記事か同じような内容で書いていくかもしれません。
すごく1つ1つが簡潔にわかりやすくまとめられていますのでおすすめです。

それではいきましょう
let’s おにぎり!

あなたは見て見ぬふりをしませんか?

あなたはこんな状況に置かれたらどんな行動に移しますか?
・杖をついているおばあちゃんが電車に座れず、なんとか立っている。
・道に迷っている人が都内で慌てている。
さて皆さんいかがでしょうか?

その人に手を差し出せる人は本当に少ないと思います。
これは『傍観者効果』と言われるものです。

周りの人が多ければ多いほどこのような現象が起きます。
上記の状況においてこのような状況ではどうでしょうか?
・田舎道で周りに自分しかおらず、迷っている人を見かけた。
このような状況をイメージすると助けるといった行動を取る方が多いと思います。
なんでしょうか?
「他の人がなんとかする」
といった感情が強く反映されるのでしょうか?

細かく見ていくと人助けをするには5つのステップがあるとされています。
1.事態に気づいたか
2.緊急事態だと認識したか
3.援助を行うことへの個人的責任を感じたか
4.援助を行うために何をすべきか理解しているか
5.実際に行動を起こすか
これらにはそれぞれ障害(抑制)するものがあり、このステップのどこかで挫けてしまうと人助けという行動はとりにくいとされています。

『道案内』を例に進めていきましょう
1、2は気づいたかの問題なので今回は省略します。

3については先ほど同様に
「自分がやらなくても他の人が助けるだろう」
という心理が働くことで行動が抑制されます。

4については
「たまたま旅行で遭遇し、その周辺地理を理解していない」
ということであれば行動に移しにくいと思います。

5そして最後に行動に移せるかとなっています。
これだけの条件が整わなければ人助けできないなんて人助けってすごいことですね。
こういうのは授業でも言えることだと思います。発言できるっていうのもこういう障害を乗り越えて発言しているので発言するってほんと大切だし、すごいことだと思います。

あおり運転をしやすい人とは?

皆さんあおり運転されたことありますか?
僕はあります(笑)
そして
「なんであおり運転をするんだろう?」
と考えたことはありますか?
これも人それぞれの個性であり、その人の感じ方であおってしまっているのだと思います。
キーワードは
『敵意帰属バイアス』
です。
この敵意帰属バイアスとは
『相手にされた行為を、敵意や悪意から生じたものと捉える傾向のこと』
を言います。
例えば、
・駅のホームでぶつかった
時に
「わざとぶつかってきやがった!」(バイアス↑)
と思うか
「急いでたのかな…。」(バイアス↓)
と思うかの違いですね。

車で言えば
・前の車が入ってきた
時に
「急に割り込んできやがった」
と思うか
「慣れない道なのかな…。」
と思うかで、その後の行動に差は出ると思います。

最後に

皆さんいかがだったでしょうか?

僕としてはとても興味深い内容でした。

自分なりの過去の経験を具体的にあげて書いてみると
「そういうことだったのかぁ〜」
と納得することもありました。
他にもこの書籍には興味深い点がいくつも簡潔にまとめられているので、普段本を読まない人でも勉強になると思います。

面白い点が何個かあったので、僕の経験とマッチするものがあれば今後紹介していきたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました
Good Rice!

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