おはようございます。
最近患者さんからこんな相談がありました。
普段の健康診断で血糖値は問題ないんだけど、
やっぱり糖質制限って大事なのかね?
結論から言うと、僕の考えでは
誰もが糖質を制限する必要があります。
ですが、ある一定の条件下にいる方は糖質の摂取が必要です
と言うのが僕の考えです。
そんな中こんな本を読みました。
『血糖値がみるみる下がる食べ方』
今日はこの本の内容と僕の考えを踏まえながら
糖質制限の必要性について触れていきたいと思います。
それではいきましょう
let’s おにぎり!
目次
まずは糖質のデメリットについて触れていきますが、
皆さんは
『メタボリックドミノ』といったワードをご存じですか?
人間の生活習慣病などの根本的な原因は
✅糖質過多による食後高血糖
が原因だと言われています。以下の図は書籍引用です。
拡大してもおそらく見えませんので気になる人は上記のワードで検索すると出てくると思います。
このブログを書き始めた時から思っていますが、
なんで1日のエネルギーの60%を炭水化物から摂取する必要があるのか…。
そして、
なぜ健康診断では空腹時の血糖値しか測らないのか?
といった疑問を持っていました。
以下は書籍の引用ですが、
血糖値異常が健康診断の数値(空腹時血糖値)に現れる10年ほど前から、食後高血糖が生じると言われている。
これは世の中に
✅精製された糖質が多い
✅糖度が高い果物
が多く出回っているからではないかと個人的には思っています。
以下の項目は血糖値が乱れた時の症状になっています。
- 尿量が増える
- 集中力がなくなる
- 手足の震え
- 汗が出る
- 頭痛・めまい
- 生あくび
いかがでしたか?
誰もが高血糖やその後の低血糖症状を日常生活でも実感しているのではないかと思います。
では、次に先ほど上がった問題点
『糖度の多い果物』に注目して、なぜ果物がいけないのか考えていきましょう
結論から言わせてもらうと
長期的に見ればブドウ糖より果糖の方が悪い
と言うのが結論です。みんなで考えていきましょう。
ではまず、果物の甘さを表現する指標として『糖度◯度』があります。
糖度とは
100gの中に何g糖質が含まれているかと言うこと
そして、糖質にはいろいろ種類があり、簡単に覚える上で、
『ご飯はブドウ糖』『果物は果糖』と覚えれば割とあっています。
では果物の特徴を以下に触れていきます。
では早速表を使って確認していきましょう。
みてわかると思いますが、果物のGI値が低いと思います?
この通り、果物を摂っただけでは血糖値の変化は見られてにくいのが現状です。
血糖値が太る原因だと世の中ではメジャーになりつつありますが、それだけではありません。
果物の特徴として肝臓に脂肪がたまりやすいことが言われています。
それは、
果糖は肝臓で10〜20%がブドウ糖に変化します。
それ以外は果糖のまま肝臓に取り込まれます。
そういったことから果糖は肝臓に取り込まれ、脂肪となり
結果的に『脂肪肝』につながります。
脂肪肝になることで
✅インスリンの働きが弱くなる
ことが言われています。
そのため、以下の流れが生まれます。
こんな感じで長期的な点に目線を向けると
果物の方が悪かったりするわけですね。
果物好きな人すみません…。
果物はほどほどにしてください。
皆さん、糖質制限は必要です。
しかし、
「健康診断は問題ない」
「果物は食べても血糖値に問題ない」
と思っていた方…。
そんな都合がいい食材はないんです。気づいた時には健康が揺らいでいる状況です。
そういった普段目につきにくい内容がこの書籍にはわかりやすく書いてありました。
そんな中おにぎりの評価はこちら↓
Kindle Unlimitedに加入していれば、誰しもこんなに濃い知識が無料で手に入ります。
読書を是非初めて見てはいかがでしょうか?
皆さんいかがだったでしょうか?
果物には
✅豊富なビタミン
✅食物繊維
など良いメリットもあります。
しかし、今では果物の糖度はどんどん上がっており、とても甘い果物がたくさんあります。
時々あまい果物を食べるのは良いかと思いますが、食べ過ぎには注意して下さい。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
果物の食べ過ぎ注意!皆さん良き健康ライフを!
Good Rice!
ぽっこりお腹は内臓脂肪。落とせるうちに落としましょう