おはようございます。
最近栄養の本を探していたら、別ジャンルですがこんな本を見かけました。
『マンガでわかる!認知症の人が見ている世界』
なんと
僕と同じ『理学療法士』の方が書いている本です。
皆さんは
認知症というワードを聞くとどんな印象でしょうか?
最近忘れっぽいんだよなぁ〜
お金の管理が怪しいのよ…。
最近手を上げるようになったな…。
など上記の悪いイメージを持つ人が多いと思います。
しかし、認知症はこれからも増えていくことは間違いありません。
今日の目的は、
- 認知症の世界を理解する
- 認知症の知識を身に付ける
- 関わり方のポイントを理解する
僕の祖母も忘れっぽいところがあるし、医療従事者である僕も敬遠しがちなワードです。
少しでも、認知症について理解を深め、心にゆとりを持てるようにしていきましょう。
それではいきます。
let’s おにぎり!
目次
まずは認知症について理解を深めながら、
認知症の人が見えている世界に注目してみましょう。
認知症の人が見えている状況を把握するだけでも、
自分がその立場になったら
✅混乱する
✅不安になる
✅どうしていいかわからなくなる
などネガティブな心境になるかと思います。
まずは認知症の主な症状です。
具体的な症状は以下の通り
忘れやすくなったり、計算が苦手になったりするのが症状になってきます。
では、そう言った状況の中、認知症の方は実際にどのような世界観になっているのでしょうか?
上図のシーンは左から
『物忘れが多い祖母』
『孫を忘れた祖母』
『お財布が見つからない祖母』
のシーンになっています。
では
祖母の視点を確認していきましょう。
上記のシーンのように
- 覚えようと頑張っている
- 娘が学生に見えている
- いつも探してくれる息子が探してくれない
など、自分がその立場になっても
不安になる現状があると思います。
そう言った環境で認知症の方は生活しており、まずはそれを理解して受け入れることが大切なんじゃないかと思います。
ではそういった方とどのような心意気で接していくのが良いのでしょうか?
認知症の方との対応方法には
具体的に6つほど存在しており、関わる人の時間や精神的余裕で対応が変わってくると思います。
具体的なシーンから考えていきましょう。
あら、まだご飯たべてないわね。
何言ってるんですか!
さっき食べたでしょ!(完全否定型)
そうですか?
さっき食べたと思いますよ(やんわり否定型)
はいはい、そうですね〜(放置型)
さっき食べたお茶碗がここにありますよ(説明型)
ではこれを召し上がってください(鵜呑み型)
何があればお腹がいっぱいになりますかね?
一緒に考えましょうか(寄り添い共感型)
対応方法には上記のようにさまざまあります。
あなたはどう言った対応をすべきだと思いますか?
以下の図を参考にしてください。
個人的に僕は今まで
『説明型』
『鵜呑み型』
が基本で
『寄り添い共感型』
ではありませんでしたね。
そこは今後に生かしていきたいと思います。
もっと簡単に認知症の方への対応で心がけることとしては
穏やかに安心した生活ができれば、
認知症の症状を防ぐことも可能です。
しかし、逆も言えます。
このような不安のある生活をしていては
覚えられるものも覚えられません。
その負のサイクルは症状の悪化を助長させる可能性があります。
今後、認知症の増加は避けられない事実です。
✅すでに認知症の方と関わっている人
✅これから関わることが不安な人
誰にでも今回紹介した本は役に立つと思います。
そんな中で僕の評価はこちら↓
マンガなので、普段本を読まない人にもおすすめできる内容になっていると思います。
今日は少し、栄養から離れた話題でした。
認知症と関わることは
「ストレスを感じる」
と思う人も多いと思います。
しかし、相手がどんな感覚で会話をして、世の中が見えているかわかればこちらの対応もしやすくなると思います。今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
では皆さん
Good Rice!
アニメを見ながら健康に近づきましょう!