人体の不思議!?〜“オナラ”と“ゲップ”の違いとは?〜

おはようございます。
今日は以前書いた人体の不思議のパワーアップ記事になります。
参考にする書籍はこちらです↓

『眠れなくなるシリーズ 人体の不思議』

今日はこれについてピックアップしていきますが、
皆さんは以下のことを知っていますか?

✅唾液、つば、よだれの違い
✅おならとゲップの違い
✅お酒の強さとは

おにぎり
おにぎり

これは個人的に
気になった話題になっています。(笑)

今日は少し健康とは離れた話題になりますが、気になるところだけでも読んでいってください。
前に読んでくれた人も楽しめる内容にしていきたいと思います。
それではいきましょう。
let’s おにぎり!

唾液とつばとよだれの違いって何?

結論から書いていくと

よだれとつばは同じ唾液の口頭的表現

書籍より

つまり、ほぼほぼ同じ“消化液”ということです。
何が違うのかというと。

⭐️無意識にたれたもの
→よだれ

⭐️意識的に外に出されたもの
→つば

となっています。
ちなみに唾液の99%以上が水分になっており、残りがでんぷんを消化する『アミラーゼ』という酵素などが混ざった消化液になっています。

おにぎりMemo

唾液アミラーゼにより炭水化物(デンプン)の分解が行われます。また、膵アミラーゼの協力により2糖類の一種であるマルトースまで分解されます。

また、
歯の表面はよく聞くエナメル質となっていますが、これは酸に触れると溶けてしまう性質があります。
このことから、レモンや梅干しなどを見ると皆さん『唾液』が出てきませんか?
この目的の1つとして、唾液には酸性を中和する作用があります。

おにぎりMemo

エナメル質は人体で最も硬い組織とも言われています。そういった中、酸性の食品(炭酸飲料、柑橘類、ワイン)を日常的に摂取するとエナメル質が蝕まれるリスクが上がってしまいます。
そうならないためにも

⭐️酸性よりの食事後は口を濯ぐ
⭐️長々と酸性食品を摂取しない
⭐️間食をとりすぎない

を行いできる限り早く中和することをおすすめします。
お口の中は基本的にはPH7前後に保たれています。

ちなみに唾液は主に
✅耳下腺
✅顎下腺
✅舌下線

という場所から分泌されており、成人では1日1~1.5Lほど分泌されております。
口腔内の乾燥は病気のリスクが上がりますので、
ぜひ“鼻呼吸”を意識することをおすすめします。

荻野剛志:眠れなくなるほど面白い図解人体の不思議より
おにぎりMemo

唾液の分泌量は上記のように1日に1~1.5Lに分泌されています。
上記の3つの唾液腺は“安静時”と“咀嚼時”で分泌する割合が変化します。

↑安静時の割合

↑咀嚼時の割合

おにぎり
おにぎり

結構割合が変化するんですね。
これは驚きました。

おならとゲップの正体は?

おにぎり
おにぎり

おならとかゲップって出てほしくない時にしたくなりますよね…。
あれも何かの身体の影響なのでしょうか?

さてさて、
おならもゲップも同じ空気からなる、いわゆる“兄弟”のようなものです。

要は

✅会話中
✅食事中
✅唾液を飲んだ時

などに空気も一緒に飲み込んでいるです。
そういった空気が胃の『胃底部』に溜まっていきます。

おにぎり
おにぎり

↑丸のあたりが『胃底部』になります。

ここに空気がたまり、一定量を超えた場合に、噴門から逆流して口から出る(ゲップ)になるわけですね。
ですがここで生まれる疑問としては、

ゲップはくさくないよね?
おならはくさいよね?
それつまりどういうこと?

という素朴な疑問ですが、おならの匂いは結局“腸内細菌”の問題です。
何度か腸内細菌に関しては書いてきましたが、
腸内細菌は

⭐️善玉菌(20%)
🌀悪玉菌(10%)
✅日和見菌(70%)

で構成されています。

おにぎりMemo

割合が多い日和見菌は、
⭐️善玉菌が優勢の時は善玉菌の味方に
🌀悪玉菌が優勢の時は悪玉菌の味方に
といった感じですぐに手のひらを変えてしまいます。
また、善玉菌、悪玉菌に関しては

✅善玉菌は弱酸性を好む
✅悪玉菌はアルカリ性を好む

ため、食材に関しても意識していきたいですね。

おにぎり
おにぎり

おならは1日平均5~6回するとも言われています。

🌀みんなが不快になる
🌀臭いが耐えられない
🌀静かな場所だからきつい

ということはあると思いますが、
我慢は禁物でしょう。

臭いがきつい場合は腸内環境を見直すきっかけにもなるかと思いますので、是非食生活を一緒に見直しましょう。

あなたも繊維不足⁉︎〜腸内細菌と食物繊維について〜
おにぎり
おにぎり

腸内細菌の記事は他にもあるので
気になる人は読んでみてください。

荻野剛志:眠れなくなるほど面白い図解人体の不思議より

お酒の強さって何が違うの?

お酒の分解に関しては図を提示した方がわかりやすいですね

荻野剛志:眠れなくなるほど面白い図解人体の不思議より

こんな感じでアルコールを分解して、最終的には

✅水
✅二酸化炭素

に分解されるわけです。
もう少し栄養素を付け加えた図が↓になります。

アルコールを分解するためにはこれだけでの栄養素が必要と言われています。

🌀ビタミンB3(ナイアシン)
→頭痛を改善する 3大栄養素の代謝サポート
🌀鉄
→酸素の運搬 造血作用
🌀亜鉛
→DNAやタンパク質合成に関与する

というように本来の役割より優先でアルコールを分解する必要性が出てきます。

また、上図における
“アルデヒド脱水素酵素(ALDH)”は日本人は活性させることができにくいと言われています。

おにぎりMemo

ALDHには
⭐️活性型
⭐️低活性型(約40%)
⭐️不活性型(約5%)

があり、上記の数字は日本人の割合を示しています。
このように日本人は一定数
“お酒を飲みたくても飲めない人”がいるわけです。

お酒を無理に飲んだり、代謝できないくらい飲んでしまうと
『フラッシング反応』と言われる反応が出現します。

おにぎり
おにぎり

例えば、
🌀顔が赤くなる
🌀吐き気
🌀頭痛や眠気

のような皆さんも飲み会でよく見た光景かと思います。

ちなみに、
お酒を日常的に飲んで、

少しお酒飲めるようになりました。

お酒が強くなったぜ。俺。

となる人も僕の学生時代なんかはいましたが、それは“錯覚”です。
ただ単に、アルコールに対する感受性が鈍くなっただけですので、分解能力が向上するわけではないので、飲めない人な飲めないなりの生活を送るようにしましょう。

感受性とは
→外界の刺激・印象を受けいれる能力。物を感じとる能力。

実際にお酒は
楽しい気分にする「ドーパミン」
ストレスを抑える「セロトニン」
などが分泌されるため、あくまで適量を心がける必要があります。

最後に

いかがだったでしょうか?
僕個人としては知らないことが多々あり面白い書籍だったと思います。

お酒が弱い人が訓練でお酒を飲める様になる…。
と言うのは
ただ脳の感受性が鈍くなっているだけなので、弱い人は弱いままでいいということですね。
『感受性↓≠分解能力↑』
ということです。
おならもよだれも少し嫌がるひともいるかと思いますが、人間の健康状態を測る上では重要なものです。
場所は考えなければいけませんが、我慢しすぎない生活をしてみてください。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
身体を知って、良き健康ライフを
それでは皆さん
Good Rice!

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